ハナミズキの木の根元にたくさんのコバンソウ(小判草)が咲いていた。
一昨年、近くの空き地のフェンスのそばに咲いていたので、今年はここにも群落を作ったようだ。
イネ科 コバンソウ属。
撮影 2009年4月18日
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↓ ハナミズキの周りで群生するコバンソウ(小判草)
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↓ 糸状の細い柄に1~3個の小穂が垂れ下がる
小穂には10数個の小花が左右に並んでいる
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メモ
ヨーロッパ原産の1年草。
明治時代に渡来し、観賞用に栽培され、ドライフラワーとして用いられる。
野生化している。
茎は高さ30~40cmでやわらかい。
花序は茎の先に円錐状につき、糸状の細い柄に1~3個の小穂が垂れ下がる。
小穂は長さ1~2cm、幅1cmほどあり、10数個の膨らんだ小花が左右に並び、熟すと黄褐色になる。
和名は小穂の形を小判の形に見立てたもの。
山渓「日本の野草」より