アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

コバンソウの花

2009-04-19 | 植物


ハナミズキの木の根元にたくさんのコバンソウ(小判草)が咲いていた。
一昨年、近くの空き地のフェンスのそばに咲いていたので、今年はここにも群落を作ったようだ。
イネ科 コバンソウ属。
撮影 2009年4月18日

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↓ ハナミズキの周りで群生するコバンソウ(小判草)
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↓ 糸状の細い柄に1~3個の小穂が垂れ下がる
小穂には10数個の小花が左右に並んでいる
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メモ
ヨーロッパ原産の1年草。
明治時代に渡来し、観賞用に栽培され、ドライフラワーとして用いられる。
野生化している。
茎は高さ30~40cmでやわらかい。
花序は茎の先に円錐状につき、糸状の細い柄に1~3個の小穂が垂れ下がる。
小穂は長さ1~2cm、幅1cmほどあり、10数個の膨らんだ小花が左右に並び、熟すと黄褐色になる。
和名は小穂の形を小判の形に見立てたもの。
山渓「日本の野草」より



ムラサキケマン(紫華鬘)の花と果実

2009-04-19 | 植物


今年はムラサキケマン(紫華鬘)の開花に気付くのが遅れたので、果実ができ初めていた。
昨年群生していた場所には、ヒメオドリコソウが群生し、ムラサキケマンは減少していた。
昨年のムラサキケマン
ケシ科 キケマン属。
撮影 2009年4月18日

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↓ ムラサキケマンの花
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↓ ムラサキケマンの果実
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メモ
名は紫色のケマンソウの意味。
ケマンソウは中国原産の栽培種でコマクサに似た大型の花を付ける。
この花が仏殿の飾りの華鬘に似ている。
花は茎の先に総状に多数つく。
花びらは4枚。
葉の形は2~3回羽状に裂け裂片は卵形で細かく切れ込む。
葉のつき方は互生、柄は長い。
山渓「野の花」より