中学校への通学路で、今年もハナミズキの花が最盛期を迎えた。
昨年より、やや遅れての満開だった。
ミズキ科 ヤマボウシ属
別名「アメリカヤマボウシ」
撮影2010年5月1日午前7時50分ころ
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↓ ハナミズキの花
花びらに見えるものは総苞片。
中心に黄緑色の小さな花が15~20個集まった球形花序。
花弁は4個、長さ6mmほどの長楕円形で、反り返る。
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メモ
・大正時代のはじめに、東京市長がアメリカへサクラの苗木を贈った際に、その返礼に日本に贈られてきた「日米親善の木」として有名。
・庭木、公園樹、街路樹として植栽される。
・花はヤマボウシそっくりだが、ヤマボウシは総苞片の先がとがり、果実が集合果になる。
・花は葉が展開する前か同時に開花する。
・花弁のように見えるのは、総苞片で、長さ4~6cmの広倒卵形、先端がへこむ。
・総苞片の中心に黄緑色の小さな花が15~20個集まった球形の頭状花序をつける。
・花弁は4個、長さ6mmほどの長楕円形で、そりかえる。
・雄しべは4個、花弁より短い。
・萼筒は淡緑色で浅く4裂し、萼片は三角形。
参考文献 山と渓谷社「樹に咲く花」