アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

筑波実験植物園で見た花(その1) チョウジソウとイブキジャコウソウ

2010-05-28 | 動物


筑波実験植物園のクレマチス展を見に行った時に撮影。
撮影2010年5月25日
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チョウジソウ(丁字草)
フジバカマ等と同様にかつては全国的に分布する普通種だったが、自生適地である湿地が減り、現在は準絶滅危惧(NT)。
キョウチクトウ科 チョウジソウ属
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↓ 湿った草原や川岸の林下に生育し、高さ60cm位。地下茎を持つので一箇所に群れて生える。
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↓ 花序の柄はムラサキ色がかり、淡藍色の花を次々咲かせる。つぼみがねじれている感じはキョウチクトウ科と納得。
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↓ 5弁に分かれた花弁の中心部には微細な毛が密生している。
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イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
常緑の小低木とされるが、とても樹木には見えないが、高山の岩の隙間などによく生育すると聞けば、納得できる。
日本では北海道・本州・九州・から朝鮮・中国・ヒマラヤまで広く分布する。
和名な滋賀県と岐阜県の境界にそびえる伊吹山に生育する麝香草の意味。
シソ科 イブキジャコウソウ属
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↓ 白いイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
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↓ 花冠は唇形で上唇は小さく先がへこみ、下唇は三裂している。雄しべは4個あり、花冠より長い。
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参考サイト 岡山理科大学波田研究室 チョウジソウ

参考サイト 岡山理科大学波田研究室 イブキジャコウソウ