アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

筑波実験植物園で見た花(その2) ウツギ・マルバウツギ・シャリンバイ

2010-05-29 | 樹木


筑波実験植物園のクレマチス展を見に行った時に撮影。
撮影2010年5月25日
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ウツギ(空木)
北海道、本州、四国、九州に生育する落葉低木。
和名は「うつろな木」の意味で茎の中心に穴があいていることに由来。
ウツギの花が「卯の花」。歌にも歌われているとおり、よい香りがする。
蜜も沢山だすようで、沢山の昆虫が花に群がる。
ユキノシタ科 ウツギ属
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↓ ツボミや花と昆虫
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マルバウツギ(丸葉空木)
ウツギの仲間は、茎の髄は中空。
花の特徴は、雄しべの花糸が翼をもち短冊状になっている。ウツギの種類によって、この翼の形が少しずつ異なる。
葉は対生、マルバウツギだけは葉が太く丸い。その他は先端にいくに従って尖って細長い形をしている。
ユキノシタ科 ウツギ属
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↓ 雄しべの花糸が翼を持ち短冊状、マルバウツギはなで肩になって角がとれている。
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シャリンバイ(車輪梅)
常緑低木、東北地方南部以南~韓国・台湾までの海岸近くに多い。
和名は枝の分岐する様子が(葉の配列の様子とも)車輪のスポークのようで、花が梅に似ることから。
バラ科 シャリンバイ属
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↓ 花 淡紅色の5弁の花
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↓ 果実は液果
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参考サイト 植物雑学辞典 ウツギ

参考サイト 植物雑学辞典 マルバウツギ

参考サイト 植物雑学辞典 シャリンバイ