アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

カタクリの花に出会った

2012-05-01 | 植物

今年はカタクリの花は見られないと思っていた。思いがけずお寺の庭で開花しているカタクリに出会った。カタクリは「スプリング・エフェメラル(春の妖精)とよばれる仲間。早春に地上部に展開し、その後葉や茎はかれてします。地上に姿を現す期間は4~5週間程度で、群落での開花期間は2週間ほどと短い。
撮影2012年4月27日
画像クリックで原寸

 
 


  花茎は10cmほどで、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに付ける。
通常花茎の下に暗紫色の模様の入った2枚の葉がある。
花被片と雄しべは6個。雄しべは長短3本ずつある。葯は暗紫色。
長い雄しべの葯は短いものより外側にあり、先に成熟して裂開する。
雌しべの花柱はわずかに3裂する。

 


  日中に花に日があたると花被片はそりかえる。日差しがない日は終日花が閉じたまま。
カタクリの花被片の内側には山形の模様がある。花弁が反り返ると目立つようになる。夜は雌しべや雄しべを夜露から保護し、昼間は目立つような仕組みらしい。マルハナバチなどが吸密に訪れ受粉を行っている。

 


  カタクリの花が咲いていた場所にある池の風景
シダレザクラも満開。


  参考サイト フリー百科辞典ウいきペデァア カタクリ

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