ラブラドルレトリバーのアル(2000年5月27日生)
2012年10月4日午後5時25分静かに旅立ちました。
3日から5日にかけてのアルの記録です。
3日の朝ご飯は起きて食べられず、私の手からいつもの半量位を食べた。
昼食は立って食器から80g位を完食。
夕食は全く食べなかった。
トイレは、大は朝と夕方の2回、小は朝と昼と夕の3回。
共にハーネスをつけて庭に出てした。
これがアルの最後のトイレになった。
最後まで、アルはトイレが自立出来て、家族の手を煩わせなかった。
朝、包帯取り替えの時、リンパ節の横に出来た大きなガンから出血し
床が血だらけになり、パッドをあてて手当。
継続して出血する様子は見られずホッとする。
夕方からは、自分で立つことが全く出来なくなり、
包帯取り替えは寝たまま、再びTシャツの出番となった。
しかし、右手をくぐらせることが出来ず、
首と左手、胴の部分でパッド固定。
3日の夕方から痛みが激しくなったようで、
今まで聞いたことがないようななきかたが始まった。
深夜1時ころ(4日午前1時)消炎鎮痛剤を飲ませた。
あまり、効果はないようだった。
4日は朝から殆ど寝たまま。
必死に頭を起こすが、すぐドシンと音をたてて落ちる。
痛いのか、苦しそうになく。
ご飯は全く食べず、水の容器を近づけると一生懸命顔をあげて飲む。
気をつけないと、飲んでいる最中に口が食器に落ちる。
トイレには行けないので、腰のしたにペットシーツを敷いた。
しかし、ついにこれを汚すことはなかった。
↓ 私たちがいつものように、リビングで遅い昼食。
そばにマットを敷いて、アルを寝かせた。
アルが一番安心できるようだ
食事がおわり、書斎に戻るときには、またマットを運び
私の机の後に敷いて、抱っこして運んだ。
大人しく抱っこされる写真を撮らなかったのが残念。
私が仕事をしている後で、まもなくすやすやと眠った。
途中で目をさまして、痛みがもどると可哀相だと思い、
そばを通るときは、夫婦とも抜き足差し足。
2時間位たったころ、大きく首をそらしたので、
起きるのかと思って見ていると、突然お腹の動きが止まった。
呼吸が止まったのだ。
同時に、大と小がユルユルともれてきた。
虹の橋をわたる瞬間だった。
2012年10月4日午後5時25分。
↓ 5日朝
庭で咲く宿根草のブルーサルビアから、庭を思い出してね。
関節にタコが出来たときに良く着たシャツ。
三本足で必死に歩いたアンコは靴下で保護しておこうね。
お迎えを待つ
↓ 火葬場の祭壇
↓ 釜の前で最後のお別れ
ダンベル投げが大好きだった。何個つぶしたかな・・
↓ 約1時間20分後
↓ 12年4ヶ月余りを過ごした我が家へ
いつも車で帰ってくると、必ず家の中からアルのお迎えの「ワンワン」が
聞こえていたのに、それが全く聞かれなくなった。
玄関に入ると、狭い玄関いっぱいにアルがたっていて、
ちぎれんばかりに尾っぽをふって迎えてくれた。
朝一番に、洗面所で顔を洗っていると、必ず足もとでゴロンして
朝散歩を待っていた。
いつも、普通にしていたことが、全くなくなった。
なんとも寂しいことだ。
最後まで長いお付きあい有り難うございました。
コメント欄閉じています。