柏の葉公園のブナ(橅)は、黄色・橙・赤茶色・それらのグラデーションと
美しい紅葉が見られた。
ブナは、寒い地方の自然林を代表する木で、白い幹に地衣類やコケが付着してまだら模様になり美しい。紅葉ははじめ黄色くなり、時間が経つにつれて橙~赤茶色を帯びてくる。太陽に透かしてみると、黄~橙~褐色のグラデーションが美しいが、鮮やかな色は長続きせず、紅葉の後半や落ち葉はすぐ褐色になってしまう。このように褐色になりやすい紅葉を「カツヨウ(褐葉)」といい、ブナ科の樹木は多くがこのパターン。(参考文献 分一総合出版 紅葉ハンドブックより)
ブナ科 ブナ属
2014年11月30日午前10時50分
↓ 紅葉が一番進んでいたブナの木
↓ 緑~黄~褐色へのグラデーションが美しい。
↓ 幹の下の方から出た小枝の葉は殆ど褐色、小さなお客さんが休んでいた。
↓ 緑色~黄色~橙~褐色へと、全てが見られたブナの木
↓ 緑色が多く残るブナの木