柏の葉公園のタラヨウ(多羅葉)の雄花が多数開花。「山渓ハンディ図鑑樹に咲く花」によると花は5~6月に咲くと書かれているが、この木には例年12月頃雄花の開花が見られる。狂い咲きなのだろうか?
雌花を撮ったことがないので、これから春にかけて気をつけてみていこうと思う。
タラヨウの雄花は花弁と萼片が4~5個、雄しべ4個と退化した雌しべがある。
モチノキ科モチノキ属
別名「モンツキシバ」
2014年12月14日午前10時25分
↓ タラヨウの雄花ツボミ
↓ タラヨウの雄株
↓ 多数のタラヨウの木
↓ タラヨウの雌株には多数の果実
タラヨウ(多羅葉)は
「葉書の木」、「郵便局の木」と言われるように、
葉の裏に傷をつけると黒く変色するので文字を書くことができる。
この性質がインドで経文を書くのに使われた貝葉(バイヨウ)の原料である
ヤシ科のタラジュ(多羅樹)に似ていることからタラヨウ(多羅葉)となった。