アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ムクロジ(無患子) その3 果実・・・サポニン実験

2014-12-26 | 樹木

柏ふるさと公園のムクロジ(無患子)の果実が落下し始めた。
果皮のサポニンで泡立つのを確かめる為に果実を拾ってきた。
ムクロジの果実は直径2cm~3cmの球形の核果で、果皮は袋状で半透明なあめ色。基部には成熟しなかった心皮が残っている。核は直径約1cmで黒くてか たい。果皮にはサポニンを含んでいて良く泡立つことから、昔は洗濯や洗髪に使われた。核は羽根つきの球や数珠に使われた。
参考文献(山渓ハンディ図鑑4樹に咲く花)
ムクロジ科 ムクロジ属
別名「セッケンノキ」
2014年12月17日午前11時30分






↓ 拾ってきたムクロジの果実


↓ ムクロジについているフタ状のもの、
雌花の子房はふくろ状で3つにさけ、3つの心皮からできている。
受粉してそれぞれ独立して分果し、そのうちの1つが大きくなる。
未発達の果実はしぼんでつぶれ、大きくなった果実にくっついたもの。








↓ 泡立ち実験用のムクロジ以下2014/12/17


↓ 果実をゆすると、内部が乾燥が進んでいると、カラカラと音がする。


↓ ドロリとした液体に包まれている。


↓ 粘りのある液体に包まれる。


↓ 中が乾燥し、外側の果皮もシワシワになっていくると、
振るとカラカラと音がする。



↓ 中から黒い種子が一つ現れた。


↓ ムクロジ果実3個を向いて水に入れる


↓ 数会振っただけで泡が沢山でる