柏ふるさと公園のムクロジ(無患子)の果実が落下し始めた。
果皮のサポニンで泡立つのを確かめる為に果実を拾ってきた。
ムクロジの果実は直径2cm~3cmの球形の核果で、果皮は袋状で半透明なあめ色。基部には成熟しなかった心皮が残っている。核は直径約1cmで黒くてか たい。果皮にはサポニンを含んでいて良く泡立つことから、昔は洗濯や洗髪に使われた。核は羽根つきの球や数珠に使われた。
参考文献(山渓ハンディ図鑑4樹に咲く花)
ムクロジ科 ムクロジ属
別名「セッケンノキ」
2014年12月17日午前11時30分
↓ 拾ってきたムクロジの果実
↓ ムクロジについているフタ状のもの、
雌花の子房はふくろ状で3つにさけ、3つの心皮からできている。
受粉してそれぞれ独立して分果し、そのうちの1つが大きくなる。
未発達の果実はしぼんでつぶれ、大きくなった果実にくっついたもの。
↓ 泡立ち実験用のムクロジ以下2014/12/17
↓ 果実をゆすると、内部が乾燥が進んでいると、カラカラと音がする。
↓ ドロリとした液体に包まれている。
↓ 粘りのある液体に包まれる。
↓ 中が乾燥し、外側の果皮もシワシワになっていくると、
振るとカラカラと音がする。
↓ 中から黒い種子が一つ現れた。
↓ ムクロジ果実3個を向いて水に入れる
↓ 数会振っただけで泡が沢山でる