わが家の周辺では、自由気儘に増えたハナニラの花が満開。
Wikipediaハナニラ によると、アルゼンチン原産で、明治時代に園芸植物(鑑賞用)で導入され逸出し帰化。球根植物だが、種からも増える。鱗茎から10~25cmのニラに似た葉を数枚出し、立ち上がらずに地面を寝るようにのびる。3~4月に数本の花茎を出す。花径約3cmの白~淡紫色の6弁の花を頂上に1つつける。地上部が見られるのは、開花期を含め春だけ。
ヒガンバナ科ネギ亜科ハナニラ属
別名「イフェイオン、ベツレヘムの星」
2015年4月6日~12日
↓ ハナニラの全体の様子
↓ 近所で出会った群生して咲くハナニラ
車一台しか通れないような細い道路の斜面でタチツボスミレ(立坪菫)開花。
Wikipediaタチツボスミレ によると、日本を代表するスミレで、 茎は地中で短いが、成長すると茎は地表に伸びて立ち上がる。 葉は始めは根出するが、茎が伸びると葉もそこにつくように なり、丸っこいハート形。花は薄紫。なお、スミレは、茎は地中で短く、立ち上がらない。葉はすべて根出し、細長い矛型。花は濃い紫。
スミレ科スミレ属
2015年4月10日午前8時30分
↓ 一口にタチツボスミレと言っても、変異が多く、
また近縁種もさらに多いので、正確には、何スミレか分からない。
↓ 数年前、わが家の裏庭で咲いたタチツボスミレ
今年も大堀川遊歩道脇に、ウラシマソウ(浦島草)が開花。
ウラシマソウは雌雄異株だが、今日の写真からでは区別がつかない。
釣り糸をはねあげたような付属体の形を、浦島太郎がつりをしている姿に見立てた。
大きな仏焔苞の中に肉穂花序があり、花弁はなく雄しべのみまたは雌しべのみ。
サトイモ科テンナンショウ属
2015年4月10日午前11時
↓ 葉と花を出し始めたウラシマソウ
葉は大事にたたまれているのが分かる。
葉と花の位置も良くわかる。
↓ 花は雌雄異株だが、これらがとちらかは 分からない。
大堀川遊歩道で2株開花。以前は多数見られたが、最近はうんと数が減った。
山渓「野の花」によると、名は紫色のケマンソウの意味で、ケマンソウは中国原産の栽培種でコマクサに似た大型の花を付ける。この花が仏殿の飾りの華鬘に似ている。花は茎の先に総状に多数つく。花びらは4枚。葉の形は2~3回羽状に裂け裂片は卵形で細かく切れ込む。葉のつき方は互生、柄は長い。
ケシ科キケマン属
2015年4月10日午前11時
↓ ムラサキケマンの花弁を分かり易く撮りたいが、難しい。