アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ボタンクサギ(牡丹臭木)の花が満開

2008-07-12 | 動物

団地の塀にそって植えられたボタンクサギ(牡丹臭木)の花が満開になった。
名前は「牡丹のような花を咲かせる臭木」からついた。しかし、枝や葉を折ったりしなければ臭わない。花はかすかに芳香あり。
クマツヅラ科 クサギ属
別名「ベニバナクサギ、クマクサギ」
(撮影2008年7月8日 午前9時ころ)

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 塀に沿って咲くボタンクサギ(牡丹臭木)の花



メモ

・観賞用に栽培されたが、暖地では、野生化している。
・低木。亜熱帯では常緑、暖帯では落葉する。高さ1m程度。
・葉は対生。葉身は長さ8~15cmの広卵形。裏面に腺毛が密生する。
・花は7~8月に枝先に淡紅紫色の小さな花が半球状に集まってつく。
・花序は約10cm。
・  ヤマケイハンディ図鑑「樹に咲く花」より


フサフジウツギ(房藤空木)の花

2008-07-11 | 動物

手賀沼遊歩道に植えられていた。耐寒性落葉低木。
円錐花序(穂状)に沢山の小花を咲かせ遠目には1つの房のように見える。
生命力旺盛で、適当に刈り込まないと、すぐ藪状になるそうだ。
園芸家の間では、「ブッドレア」として有名。
フジウツギ科 フジウツギ属
別名「ブッドレア、バタフライブッシュ」
(撮影2008年7月8日 午前11時ころ)

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 人の背丈を越えて咲く白色のフサフジウツギ(ブッドレア)の花


 数本淡紅紫色の花も咲いていた



メモ

・中国原産と言われるが、本州中部の石灰岩地に自生するという説もある。
・花には香りがあり、蝶がよく集まるのでバタフライブッシュとも言われる。
・花期は5月~8月。花色は紫、赤紫、ピンク、白、黄色と豊富にそろう。
      日本文芸社「樹木図鑑」より


ホテルから見た景色

2008-07-11 | キママ日記

ホテルの散策コースで見たニッコウキスゲとコウホネの花と
ホテルの部屋から見た景色など。
(撮影2008年7月1日~2日)

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 ニッコウキスゲの花。
ユリ科 キスゲ属


 コウホネ(河骨)の花
スイレン科 コウホネ属


 ホテルの部屋から見えた本白根山(一番高く見える山_2171m)と
逢の峰(その隣の小さく見える山_2110m)


 アルは手前右から2番目の白い車の中



メモ

ニッコウキスゲ(日光黄菅)
・亜高山~高山帯の草原や湿地に群生する多年草。
・朝咲いた花は夕方にはしぼんでしまう1日花。
・名前は花が黄色く、葉がスゲの仲間に似ていることからつけられた。
・花茎は50~80cmくらいで、先端に橙黄色の花を3~4個つける。
・漏斗状鐘形の花は花被片6個で、下半分が合着して長さ 1~2cmの花筒になる。
・ 雄しべは6個で花被片より短く、葯は黒紫色。花柱は雄しべよりやや長い。
コウホネ(河骨)
・浅い池や沼などに生える多年草の水草。
・根茎は白色で肥大する。
・水中の葉は細長く膜質、水上の葉は長卵形で長さ20~30cmで水から抜け出る。
・長く直立した円柱形の花柄の先に、黄色の花を1個上向きに開く。
・花は直径4~5cm。がく片は5個で花びら状に見える。
・花弁は多数、長方形で小さく外側に曲がる。
・和名は「河骨」で、川に生え、根茎が白骨のように見えることによる。
   ヤマケイ「日本の野草」より


チダケサシ(乳茸刺)の花

2008-07-10 | 動物

Oさんの案内でチダケサシ(乳茸刺)を見に行った。
Oさん暑い中、珍しいお花を見せて頂き有難うございました。

ユキノシタ科 チダケサシ属
(撮影2008年7月8日 午前10時ころ)

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 チダケサシ(乳茸刺)の全体像
名前は「乳茸」という食用キノコをこの茎にさして持ち帰ったことに由来。


 花茎の先に淡紅色かほとんど白色の小さな花を多数つける。
花軸には淡褐色の腺毛が蜜に生える。(右の写真で確認できるか?)


 雑草の中で、ひっそりと咲く数本のチダケサシ(乳茸刺)


 淡紅色と、白色のチダケサシ(乳茸刺)



メモ

・やや湿った原野に生える多年草。
・高さ、40cm~80cm。
・葉は2~3回羽状複葉。
・小葉は楕円形または、倒卵形で、ふちには不ぞろいの鋭い鋸歯がある。
・花茎の先に淡紅色かほとんど白色の小さな花を多数つける。
・花軸には淡褐色の腺毛が蜜に生える。
・章花柄は長さ2~3mmと短い。
・和名は「乳茸」というキノコをこの茎に刺して持ち帰ることによる。
     ヤマケイ「日本の野草」より


ウマノスズクサ(馬の鈴草)の花

2008-07-10 | 動物

I さんから、珍しい花の「ウマノスズクサ(馬の鈴草)」が咲いているという話を聞いて、早速見に行った。そばによると、臭いにおいがした。蝿を呼ぶための匂いだそうだ。サキソホンのような変わった花に感激したが、参考文献 を読むと、6本の糸状に裂けた柄で吊り下がる実もぜひ見てみたくなった。
ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属
(撮影2008年7月8日 午前10時ころ)

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 ウマノスズクサの花とつぼみ


 ウマノスズクサの花の各部の名称


 ウマノスズクサの花とつぼみ


 フェンスにからまるウマノスズクサ(クリックで絡まる部分の拡大)


 フェンスにからまるウマノスズクサ(クリックで根元の拡大)



メモ

・多年生のつる草。
・和名は果実の様子が馬の首にかける鈴ににていることによる。
・茎はよく伸びてまわりのものにからむ。
・葉は卵状披針形で長さ4~7cm、基部は耳状となり、質は厚い。
・葉のわきから花柄をだし、花を横向きにつける。
・がくはラッパ状で長さ3~5cm、基部は球形にふくらみ、先端は斜めに切れた形で三角形にとがる。
・実は球形で基部から6烈し、6本の糸状に裂けた柄で吊り下がる。
     ヤマケイ「日本の野草」より


黄ラブのアルチャン(♀)草津の「西の河原園地」へ行く

2008-07-09 | ラブラドルレトリバー

草津温泉「西の河原園地」を見学した。

(撮影2008年7月1日)

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 記念にみんなでパチリ


 これからどこに行こうかしら?


 またモデルですかぁ?


 鬼の茶釜  鬼さんこちら!


 琥珀色をした池と噴煙を上げる地獄


 アル不動さまです


 ドイツと仲良く!


 片岡鶴太郎美術館があった。


 入り口には佃煮やさんがならんでいた。


 ここで何をしているの?。


 本物のお地蔵さんと。


 温泉稲荷さまとお不動さま


 水が吸い込まれるときの芸術的な水柱





ロープウエイとリフトを乗り継いで本白根へ

2008-07-08 | キママ日記

草津大谷地睡蓮園見学のあと、天気がよいので、本白根のコマクサやその他の高山植物を見学に行った。白根ロープウエイ往復とリフト片道のAプラン料金は一人1800円。帰りのリフト代は降りたところで350円払う。

(撮影2008年7月2日 13:13~16:30)

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 アルはリフトに乗れないので車で留守番だが、
強い日差しを避けて、レストラン横の日陰に置く。


 ゴンドラの中から上を見る


 ロープウエイ山麓駅


 ロープウエイ山頂駅


 ロープウエイ山頂駅からリフト乗り場に向かう途中にある「いもり池」。


 ここからリフトへ


 リフトから見えたゲレンデ


 リフト頂上から振り返ると「いもり池」が・・・


 リフト頂上から白根山方面を見る。遠くに横手山。


 リフト降り場から道なりにくだり、標識にしたがって木道を進む。


 木道の横の斜面には イワカガミ 、ゴゼンタチバナ 等が咲いていた。


 ダケカンバの林。


 登山者数計測カウンタ。


 コマクサ群生地から「から釜」を見る。


 帰るころには、ガスが出てきた。


 ゴンドラの下には蛇行する国道292が見える。


 車の横においたアルの落し物の袋が、全部ばらまかれていた。
カラスのお遊び?





草津で見たマムシグサ(蝮草)の花

2008-07-07 | 動物

大谷地スイレン(睡蓮)園を見学した時、途中で特徴のあるマムシグサ(蝮草)の花に出会った。名前の由来は、偽茎には褐紫色の模様がありマムシの皮膚の模様に似ていることから。雌雄異株で、栄養状態によって、性が変わるというのも面白い。栄養状態がよいと雌株になるそうだ。
サトイモ科 テンナンショウ属
(撮影2008年7月2日 午前10時ころ)

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 マムシグサ(蝮草)の全体像


 仲良く並んで、表と裏を見せてくれたマムシグサ(蝮草)


 マムシグサ(蝮草)の後ろと横から見たところ


 マムシ(蝮)の皮膚の模様に似た偽茎



メモ

・和名は茎に見える葉のさやがマムシの模様に似ていることによる。
・花は雌雄異株だが、その年の栄養状態によって性をかえる。
・葉は2枚が基部で合わさってさや状になり、先端は鳥足状に開く。
・茎は偽茎で葉のさやに相当し、班模様がある。
・花色は(苞)は緑色~紫色に白色のすじがある。
・花びら(苞)1枚。大きさは8~15cm
     ヤマケイポケットガイド「山の花」より


大谷地スイレン(睡蓮)園を見学

2008-07-06 | 動物

草津温泉からの帰りに大谷地スイレン(睡蓮)園を見学した。
フランスの画家モネはパリ近郊の庭園の 睡蓮の池を題材に、
たくさんの絵を描いたが、この睡蓮池には「モネの橋」があった。

スイレン科 スイレン属
(撮影2008年7月2日 午前10時ころ)

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 アタシの後ろの橋を「モネの橋」と言うんだって・・・


 入り口 木は茂っているが、道は落ち葉が踏みしめられて歩きやすい


 「モネの橋」


 水面一面にスイレンが満開


 スイレン園へ行く途中の右側斜面には、シイタケ栽培用の木が苔むして
風情のある雰囲気をかもし出していた。





本白根で出会った花(2)ゴゼンタチバナ・コケモモ・オオカメノキ・ハイマツ等

2008-07-05 | 動物

高山植物の女王コマクサに会いに行く途中の遊歩道で、
イワカガミ・ミツバオウレン・マイズルソウ・ゴゼンタチバナ・ツマトリソウ・コケモモ・オオカメノキ・ハイマツ・ノビネチドリなどにであった。
「ゴゼンタチバナとツマトリソウ」 tomさん から教えていただきました。
有難うございました。

(撮影2008年7月2日 午後2時半ころ)

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 ゴゼンタチバナ(御前橘)  ミズキ科 ゴゼンタチバナ属
亜高山~高山帯の針葉樹林下や林縁に生える常緑の多年草。高さ5~15cm。
白い花弁のように見えるのは総苞片で、花は小さく10数個が集まってついている。


 ツマトリソウ(褄取草)  サクラソウ科 ツマトリソウ属
中部以北、北海道の亜高山帯や亜寒帯に分布している。高さ10~15cm。
花弁の縁に見られる紅色の縁取りを、和服の「褄とり」にみたてて命名。


 コケモモ(苔桃)  ツツジ科 スノキ属
亜高山帯~高山帯に広く生える常緑の小低木で良く分枝する。
卵形の葉は革質で互生し、光沢がある。
花は淡紅を帯びた白色で、枝先に数個下向きに咲く。
花冠は鐘形で、浅く4裂し、萼も4裂する。


 オオカメノキ(ムシカリ)  スイカズラ科 ガマズミ属
山地帯~亜高山帯の ブナを中心とした森林の中に生える高さ2~5mの落葉小高木。花序の外側の花は装飾花で5深裂し、中心部は小さな両性花で5裂し平開する。
名前の由来は葉が虫によく食われる、ということから。

 いもり池で見たオオカメノキ。


 ハイマツ(這松)  マツ科 マツ属
中部地方以北の本州,北海道それ以北に分布する常緑低木。
幹は走出枝が密生して四方に広がるが,風当たりの少ない山腹などでは
斜め上に伸びたりやや直立することもある。


 ノビネチドリ(延根千鳥)  ラン科 テガタチドリ属
山地帯~亜高山の林内や草地に生える高さ30~50cmの多年草。
花は淡紅紫色で、茎の上部に小さな花を穂状に多数つける。
唇弁に普通筋があり、距は長さ3~4mmと短く、強く湾曲して前につきでる。



    解説記事は 高山植物図鑑 を参考にしました。


本白根で出会った花(1) イワカガミ(岩鏡)・ミツバオウレン(三葉黄蓮)・マイズルソウ(舞鶴草)

2008-07-04 | 動物

高山植物の女王コマクサに会いに行く途中の遊歩道で、
イワカガミ・ミツバオウレン・マイズルソウ・ゴゼンタチバナ・コケモモ・オオカメノキ・ハイマツなどにであった。

(撮影2008年7月2日 午後2時半ころ)

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 イワカガミ(岩鏡)  イワウメ科 イワカガミ属
北海道から九州、山地帯から亜高山帯にかけて生育する多年生の草本。
葉は光沢があり、岩鏡の和名の由来。
花は淡紅色からほぼ白色のものまであり、直径1~1.5cm程。
花冠の先端は多数に分かれ、おしべは5本で中心部に1本の赤紅色の柱頭がある。


 ミツバオウレン(三葉黄蓮)  キンボウゲ科 オウレン属
亜高山~高山帯の林内など、湿気の多いところに生える常緑の多年草。
花弁状の白い5弁は萼片で、雄しべに混じっている黄色で小さいのが花弁。


 マイズルソウ(舞鶴草)  ユリ科 マイズルソウ属
山地帯~高山帯の針葉樹林等に普通に群落をつくることが多い、高さ8~20cmほどの多年草。茎の上部に、白色の花を総状花序に付け、一節に2~4個つく。名前の由来は葉の形や葉脈が鶴が羽を広げたように見えるからだそうだ。



    解説記事は 高山植物図鑑 を参考にしました。


本白根山で見たコマククサの花

2008-07-03 | 動物

高山植物の女王コマクサに会いに行った。
本白根山麓駅からロープウエイ(往復1500円)で山頂駅まで行き、そこからさらにリフト(片道350円)でのぼり、本白根コースへ入る。徒歩約15分でコマクサの群生地についた。

ケマンソウ科 コマクサ属
(撮影2008年7月2日 午後2時半ころ)

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 コマクサの花


 コマクサの株の群生
本白根のコマクサは盗掘のため、絶滅状態になったが、
昭和53年からの復元作業により、
現在のように復元されたそうだ。(環境省)



メモ

・常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育し、その花の美しさから「高山植物の女王」と呼ばれている。
・コマクサの名前の由来はその花の形が馬 (駒) の顔に似ていることが由来となっている。
・ 高さ5cmほど。
・葉は根生葉で細かく裂け、白く粉を帯びる。
・花期は7~8月。花茎は10~15cmで淡紅色の花を咲かせる。
・他の植物が生育できないような砂礫地に生えるため、地上部からは想像できないような50~100cmほどの長い根を張る。
        フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


権現堂堤で見たアジサイ(紫陽花)の花 

2008-07-01 | 動物

幸手市内の権現堂堤のアジサイ(紫陽花)が見事だというので、出かけた。
アルちゃんが 案内するアジサイの花 はこちら
アジサイの名前をガチャババさんとhidekoさんに教えていただきました。
有難うございました。
ユキノシタ科 アジサイ属
撮影2008年6月24日


サムネールクリックで画像拡大。


<幸手市権現堂堤に咲くアジサイ(紫陽花)の花
<No1 <No2 <No3 <No4 <No5
<No6 <No7 <No8 <No9 <No10


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メモ

・いわゆる最も一般的に植えられている球状のアジサイはセイヨウアジサイであり、日本原産のガクアジサイ Hydrangea macrophyllaを改良した品種である。
・花の色は、助色素というアントシアニンの発色に影響を与える物質のほか、土壌のpH濃度、アルミニウムイオン量によって様々に変化する。そのため、「七変化」とも呼ばれる。日本原産の最も古いものは、青色だという。花はつぼみのころは緑色、それが白く移ろい、咲くころには水色、または薄紅色。 咲き終わりに近づくにつれて、花色は濃くなっていく。
・「あじさい」の名は「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛ったものと言われる。また漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花(ライラックか?)に名付けたもので、平安時代の学者源順がこの漢字をあてはめたことから誤って広まったと言われている。
  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より。