昨年、お隣りのツワブキ(石蕗)の綿毛が飛んできてわが家のバイカウツギの木の下で芽吹き、たった一つだけ花をつけた。今年は、さらに増えて開花。名前の由来がつやばぶき(艶葉蕗)から転じたことに納得。若い葉柄は食用に、葉は腫れ物・湿疹などの薬用に利用される。
キク科ツワブキ属
2016年11月7日午前7時20分
↓ 昨年、たった一つだけ花をつけたツワブキ(2015/10/29)
今月14日の満月は、月と地球の距離がいつもより近く、普段より大きく見える「スーパームーン」になった。しかし見られなかった。国立天文台によると、満月として68年ぶりの近さで、次ぎに同じような距離の満月が見られるのは2034年ごろという。月の満ち欠けによる呼び名を調べたら、満月の前日が「小望月(こもちづき)」と言い、満月の次の日を「十六夜(いざよい)」というそうだ。満月をはさんで両日とも月は見られた。違いはわからない!
↓ 小望月_満月の前日(16/11/13)
↓ 十六夜_満月の次の日(19/11/15)
駒木橋近くの草陰の水面に綺麗な輪が出来ているので、ひょっとしたら何かいると思って良く見ると、1羽のバンだった。
ツル目クイナ科(L32cm)
2016年11月12日午前11時50分
↓ 下尾筒の両側にある白斑がよく目立つ。
コガモのカップルに出会った。写真を撮ろうと見ていると、突然♂が飛び立った。♂の頭頂部はまだそれほど綺麗ではないですね。♀は置いてきぼり!
カモ目 カモ科(L38cm)
2016年11月12日午前10時30分
↓ ♂が飛び立ったことに気づかないのかな
大堀川周辺を散歩すると、例年のように、必ずと言ってよいほどハクセキレイに出会えるようになった。人が近づいても恐れる様子もなく、二足歩行で歩き回る。ホントに可愛い。
スズメ目 セキレイ科(L21cm)
2016年11月12日午前10時50分
↓ 遊歩道上を歩きながら何かを咥えた。
↓ 食べたあと、こちらへ来てくれた
↓ バックシャンなハクセキレイ
↓ 1歩踏み出して、下の地面におり、顔を見せてくれた
↓ 綺麗なハクセキレイ、まだ若い?
↓ こちらはカップルのハクセキレイの1羽、♂かな?
↓ カップルのもう1羽
↓ 帰りに出会ったハクセキレイ、良く見ると首のあたりに薄い黄色い羽が見える。
大堀川近くの民家のアンテナの上にアリスイ(蟻吸)。私は初見・初撮り。山渓ハンディ図鑑新版日本の野鳥によると、北海道と東北北部では夏鳥。それ以南では旅鳥か冬鳥。環境は平地から低山の林、草地、農耕地、川原など。行動は繁殖期以外は1羽で生活。地上や朽ち木などでアリ類を好んで食べ、アリの出現に合わせて移動しているらしい。鳴き声はモズににている。小さい音ながらドラミングをする。その他の参考サイト⇒サントリー日本の鳥百科アリスイ
キツツキ目 キツツキ科 (L18cm)
2016年11月12日午前11時50分
大堀川の周辺にはオナガ(尾長)が群れているが、タイミングが合わずなかなか撮れない。オナガが団体で移動するとき、1羽が電柱にとまり、何かをつついているところが撮れた。山渓ハンディ図鑑日本の野鳥によると、1年を通して群れで生活するものが多い。一定の区域内を時計を計ったように動き回る。餌は昆虫、草木の実など何でも採食。1羽が鳴いて移動すると次ぎから次ぎへと他の個体も移動する。
スズメ目 カラス科 (L37cm)
2016年11月12日午前10時50分
大堀川駒木橋近くの下水の落ち口に、今年もやってきたイソシギ(磯鴫)。いつも1羽で採餌。飛び交うユスリカを捕ったり、水性昆虫を捕ったりしている。山渓ハンディ図鑑日本の野鳥によると、繁殖期ではつがいで非繁殖期では1羽でいるのが普通だそうだ。
チドリ目シギ科(L20cm)
2016年11月12日午前10時30分
遊歩道脇の樹上で囀るモズ。枝から枝へわたって囀っていた。
スズメ目 モズ科 (L20cm)
2016年11月7日午前6時20分
↓ 別の枝へ移り、背中を見せてくれたが、残念ピンぼけ〜
十太夫橋下から上流へ向かうカルガモ一族に出会った。護岸壁に何か美味しいものがあるようで、背伸びしながら啄んでいた。上流の調整池では2羽のカルガモと1羽のコガモが撮れた。帰りには駒木橋から上流に向かうカルガモ一族も見られた。例年通り、大堀川にもカルガモが多数戻ってきているようだ。残念ながら形から雌雄の区別ができない。
カモ目 カモ科(L61cm)
2016年11月7日午前6時15分
↓ 川を行ったり来たりして、採餌。
↓ 護岸壁に美味しい餌がある?
↓ 上流の調整池のカルガモとコガモ
↓ 駒木橋から上流へ向かうカルガモ一族。
ここは、大堀川へ手賀沼の水を注入する施設があるので、結構水流は早い。
大堀川水辺公園で見かけたサギはコサギとダイサギだけかと思っていたが、今回出会ったサギはチュウダイサギらしい。「山渓ハンディ図鑑日本の野鳥」によると、日本には国内で繁殖する亜種チュウダイサギと、冬鳥として渡来する亜種ダイサギの2亜種が記録される。大きさは、コサギ<亜種チュウダイサギ<アオサギ<亜種ダイサギの順。亜種チュウダイサギの冬羽の脛節は黒いか肉色で、亜種ダイサギの冬羽は足の肉色が脛節から跗しょまでおよぶ。チュウダイサギは、全体が白く、虹彩は淡黄色、目先は黄色く、青みがある。嘴は橙黄色。なお、成長夏羽(婚姻色)のチュウダイサギは、嘴は黒く、虹彩は赤橙色、目先は青い。足は脛節が赤く跗しょにも赤味が出る。個体変異がある。繁殖にはいるころには婚姻色は消え、虹彩は淡黄色。目先の青さは残るが、嘴は黒から繁殖後に黄色くなる。
ペリカン目サギ科(L88~98cm)
2016年11月7日午前6時30分
↓ チュウダイサギ
全体が白く、虹彩は淡黄色、目先は黄色く、青みがある。嘴は橙黄色。
↓ さらに上流で採食
↓ ジッと待つ。
大堀川調整池にはコガモ(小鴨)の数が増えてきた。待ちかねた冬鳥の到来。ただ、♀なのか♂エクリプスなのか判断し難くて、とても悩ましい。早く♂の綺麗な姿が見たい。
カモ目 カモ科(L38cm)
2016年11月7日午前6時30分
↓ 仲良し3羽
左は嘴と頭頂が黒っぽいので♂エクリ?。中は嘴の根元は黄色っぽく、頭部が茶色っぽいので♀?、右は頭頂部が茶色っぽいので♀?
↓ 3羽のコガモ
手前と奥は嘴・頭頂共に黒っぽいので♂エクリ?中は嘴に黄色い部分が見え、頭は茶色っぽいので♀?
↓ 2羽のコガモ
奥が♀、前が♂エプリ
↓2羽のコガモ
奥が♀? 前が♂エクリ。
↓ コガモ♀?
↓ ♂エクリ?
↓ ♀?
↓ 水の落ち口はコガモのお気に入りの場所だが、朝は上流に移動した?1羽だけ撮れたが、これもコガモ?
久しぶりに朝の大堀川周辺を散歩。ホオジロ(頬白)が遊歩道脇で餌を啄んでいた。最初一羽かと思ったら、近くの籔の上にも一羽
いた。公園を出たところで、電線上で休むホオジロも撮れた。今朝は三羽のホオジロが撮れた。
スズメ目 ホオジロ科(L17cm)
2016年11月7日午前6時50分
↓ 近くの籔の上にも一羽のホオジロ。
↓ 水辺公園近くで見かけたホオジロ
大堀川水辺公園には数カ所にコブナグサ(小鮒草)が群生。「山渓ハンディ図鑑野に咲く花」によると、葉の形を鮒に見立てたもの。八丈島では刈安と呼んで、黄八丈の染料に使う。ススキ属にもカリヤスという染料植物がありコブナグサと混同されやすい。高さ20〜50cmの1年草。葉は長さ2〜6cm、幅1〜2.5cmの狭卵形で先はとがり、ふちに毛がある。基部は心形で茎を抱く。葉鞘にも長い毛がある。茎の先に長さ3〜5cmの花序を放射状に3〜10個だす。小穂は長さ3〜8mmで、芒の有無など変化が多い。
イネ科 イタチガヤ属
別名「カリヤス」
2016年10月29日午後3時30分
↓ 2016年10月22日午前10時20分
↓ 葉は両面無毛、縁に長毛があり、葉面が波打つ。基部が茎を抱く。
大堀川法面の草刈り機が入った場所は、クズが綺麗に刈り取られたが、それ以外は相変わらず我が物顔で他の野草を下に敷いて繁茂。このクズはフェンスに絡みついて生きながらえたので、立派な果実を結んだ。
マメ科 クズ属
2016年10月29日
↓ クズの花(16/08/08)
花びらは5枚、蝶形花。花序の長さは10~20cm。花の大きさは長さ1.8~2cm。