昨晩から、「相棒」のシーズン7が始まりました。それに合わせて再放送を昼間やっていましたが、昨日は見逃してしまっていた「黙示録」でした。
昼、夜の「相棒」なんて、本当に「相棒づくし」です。これに「ナニコレ百景」とか見た方は、超凄腕級の「相棒」マニアですよ。・・褒めているつもりです。
ちょっと簡単に「黙示録」の感想です。
実は基本中の基本を疑問に思ってしまいました。「相棒」の内容にではありません。
「黙示録」の意味自体にです。今までなんとなく「地獄の黙示録」とかあっても、何の疑問にも思わずに来てしまいました。
本来は「黙示録」と言ったら、キリスト教のヨハネ黙示録を暗示して、さらにその拡大解釈として、もしくはパロディとして使われるわけだと思うのですよね。
タイトルはかっこいいけれど、なんとなくよく分からないなぁと感じてしまいました。分からない時は、調べましょう。
「黙示」―1)はっきりとと言わず、暗黙のうちに意志や考えを示すこと。
「―の契約」
(2)ユダヤ教、キリスト教で、神が人に隠されていた真理や神の意志を啓示すること。アポカリプス。 <goo辞書より>
フムフム・・・。なんとなくスッキリしましたね。あれ、「なんとなく」なのに「スッキリ」はちょっと矛盾かな。
冤罪の恐ろしさもそうですが、そこに関わってしまった者達の苦しみは、裁くもの側にもあったのだというところが深かったですね。いろいろなところで感じ入る部分がありましたが、簡単にということで、そこはスルーでいきます。
心に一番残ったのは、やはり最後の小野田さんの言葉
「杉下の正義は暴走するよ。」でした。今度のシーズン7にも繋がっていきそうですね。
そして驚いたのはやっぱり「刑事補償法」ですね。
無実の罪で死刑になってしまったら、三千万・・・
この場合は死刑ではなく獄死だから、9百万・・・
これは、ないよね。
で、刑事補償法もリサーチです。
死刑囚は労働などをしないので、一日千円で計算していましたが、この場合は許せませんよね。ドラマ的にはそちらでいいのかもしれませんが、気持ちがスッキリしないので、12500円で計算してみました。
19年って言っていましたっけ。そうすると、8千6百万強。
25年で計算したら一億一千万強。
そのぐらい、いいんじゃないかなと本当に思いますよ。でも、三千万がマックスと言うのなら、人の命って・・・・。
裁判員制度の事も触れるべきかもしれませんが、長くなってしまったので、またの機会にと言うことにしようかな。
あの、コレって、一応「相棒」の感想です(汗)
あらすじはこちらです→ここ