<『見返り美人』>
ブログを開いてからお出掛けした所は、ほとんど 記事にしている私ですが、二回だけタイミング悪くて記事に出来なかったことがあります。
その二回のうちの一つは、妹の家に行った話だったのです。そう書くと、「なんだあ、身内の家に言った話かぁ。」と思うかもしれませんが、それぞれの家の周りにはそれぞれの見所なんかがあって、かなり楽しかったのですよ。それは、昨年の春の事だったので、また春にでも、ドサクサに紛れて書きたいなと思います。
その妹が引越しをしたので、出掛けることにしました。
メンバーは姉妹三人と姪が一人、母が一人(二人いたら問題だ)。
今回は妹の家に行く前に途中下車して駅で待ち合わせて街の中にある温泉に行きました。今、結構はやっていますよね。何とかの湯とか言う街の中の温泉だったり、沸かし湯だったりの大きなお風呂屋さん。
私は家の周りにあるところには、行ったことがないんです。一緒に行く人が居ないから・・・・・クラッ
でも、これは本当の事ですよ。なんか、やっぱり友人と裸の付き合いなんかはしたくないなぁ、私。
でも、家族はもちろん別です。
そこは競馬場があるところで、私は驚きました。醤油の町、野田市だと「野田」と言う所に降り立つと、なんとなく町が醤油の香りがするって言うのは本当です。(ちなみに水道の蛇口をひねっても醤油は出てきません)
競馬場のあるその街に降り立つと、なんと街中が・・・・
今ふと思いましたが、牛舎は牛さんのところでしょ。馬はなんていうのかしら。うまや?
あっ、そうそう、厩舎でしたね。その厩舎の匂いが街を包んでいるんですよ。
馬の街なんだと、しみじみと感じました。馬券を買った経験は昔二回ほどありますが、自分で買ったことはありません。いつか、競馬も見に行ってみたいなと思っているんですよ。
行った所は源泉賭け流しの温泉でした。その他に炭酸泉やジェットバスや寝ころび湯など8種類のお風呂がありました。他にも蓬のスチームサウナや塩サウナなどを楽しんでしまいました。
私たちは楽しむ気満々だったので、作務衣を借りて、入浴→昼食→休憩→入浴と言う予定を立てました。でもそういう人たちってあまりいませんでした。昼食を終えて、畳のところで賑やかにおしゃべりをしていたら、トイレから帰ってきた姉が、さもおかしいと言う顔をして語りました。
「今そこで呼び止められちゃった。
『つかぬ事をお聞きしますが、そちら様方はどのようなグループなんですか。今食事をしていて、主人とその事が話題になってしまって、気になって仕方がありません。従業員の方なのか、どちらかの宗教団体の方なのかといっていたのですが・・・』と言うので、この作務衣は受付で借りたのですと言うと『スッキリしました。』と言われちゃった。」
やっぱり誰も着ていないのに姪以外の5人が作務衣を着ていると、目立つのかも知れませんね。
でも妹達はビールなんて飲んでしまって、私はおしゃべりだし、このグループは賑やかで、従業員のグループでも宗教団体のグループでも不届き者と言う感じですよね。
でもとにかく、今後妹が一人でここに来ることがあったとしたら、作務衣は借りない方がいいという結論に落ち着きました。
だって、一人でそんなのを来てのんびりしていたら
―ちょっと、あそこの床が濡れていますよ。
とか言われちゃって、妹は訳がわからないながら、モップで拭いてしまいそうですよ。
その後にみんなで再び電車移動、そして妹の家に行ったのですが、その時私に大変な悲劇が起きました。妹にうちはやたら段差の多いうちで、おしゃべりに気を取られていた私は、ダダーんと派手に転んでしまいました。
妹のうちには猫が三匹居ます。そのうちの一匹は人間嫌いで飼い主にしかなつきません。転んだ私の横を通って、その猫が走り去っていくのを私は見ました。でも、派手に転んだ割には右手首の打ち身だけですみました。(だけど、今はシップぺたぺた・・)
走り去っていく猫の画像はありませんが、他二匹です。