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水の手紙: 群読のために |
井上 ひさし,萩尾 望都 | |
平凡社 |
先日、「木の上の軍隊」を観にコクーンに訪れた時、そのシナリオが載っている「すばる」と共に買い求めてきました。
子供の頃から大大大好きなおモー様と井上先生のコラボの本が、まさか時を経て私の目の前に登場するなんて思ってもみなかったことです。
もっちろん、買うでしょう。
― 私たちは水です。
おモー様の絵は本当に美しくそして分かり易い。
地球と私達との水の関係が興味深く、そしてすんなり頭に入ってくるのでした。
このお話、子供たちに読み聞かせたら良いんじゃないかなと思ったら、萩尾望都様の後書きにも
「この物語はぜひ、子供たちに読んでほしい。」と全く同じ事が書いてあって嬉しく思ったのでした。
ちょっと試しに、家にきていた小学5年生の子供に冒頭の部分を読み聞かせました。
「―からだの60%は水。
血液の80%が水。
脳の80%が水。ー」
少年なので、そんなところから食らいついてきました。
そこで私はろくでもないことを言う・・・
「頭をフルとちゃっぽんちゃぽんと音がするんじゃないの。」
「しないよ。そっちこそお腹絞ると水が出てくるんじゃないの。」
って、反論できないぞ、そこ・・(/_;)
だけど
「川がなくなった。海がなくなった。水を遠い所に汲みに行く。」
みんな子供の知りたいことばかりだったのでした。
夏の読書感想文、この本がいいんじゃないかなって私は思いました。
ちっとも難しくはないけれど、お母さんが最初に一緒に読み聞かせたらもっと分かりやすくなると思うのです。
そう言えばこの本は、群読のためのシナリオです。井上先生の追悼で公演されて、ゲストに藤原竜也くんも呼ばれたのですよね。どんな感じだったのかなと、ネットを徘徊してみました。藤原くんの井上先生への感謝の手紙にも心打たれたのですが、この群読劇を観た人が、子どもとくれば良かったと書いてあったことが印象的でした。
「木の上の軍隊」もそうですが、この「水の手紙」も子供たち、または青年たちに観て貰いたい作品だと思います。