森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

花燃ゆ第7回「放たれる寅」

2015-02-16 01:04:20 | ドラマ (大河)

またもどうでも良いお話からしてしまいます。

オープニングの所で、文字が躍ったように出てくるシーンがあるじゃないですか。いろいろな文字の中で、私、どうしても「仁」と言う文字に目が言ってしまって仕方がありません。

しかも「仁」の文字は真ん中に出て来て、また長く留まっているんですよね。

それって、やっぱ、あれじゃないの~!?

狙ったような気がしちゃうの、私だけでしょうか。

 

さて今日の「花燃ゆ」もあっという間に終わってしまったと感じてしまいました。

とっても面白かったです。

寅次郎を外に出したいと考えてた文さんでしたが、どうしたらいいのか分かるはずもなく、高須久子に相談します。

そこで久子が話した内容は、今の世の中にも充分に通用するお話だったと思います。

要するに、解決する力を持っているものを見つけその者を味方につける。つまり頼み&託すのだと言うやり方。

この時代は完全なる男社会なのでその味方と言うのは、殿方の味方と言うことになるわけですが、大事な事は誰が解決する力を持っているかを見極める事なんですね。

 

そこで文さんは寅次郎が書いた「福堂策」をもって小田村伊之助を頼りにします。

小田山は桂小五郎に働きかけ果ては水戸藩まで動く始末です。

普段は敵対しているように見える仲でも、それでも殿方にはその繋がりがあってと言った久子の言葉そのものに、椋梨の力もあって寅次郎は自宅蟄居の許しが下りるのでした。

だけれどこの椋梨は一筋縄ではいかない模様・・・・・。

「福堂策」と言うのは、獄中であっても更生の為に勉学させ獄を福堂に変えることが出来ると言うような内容の物でした。

これはまさに自分が投獄され野山塾にて・・・・って、早くも書き間違えてしまいました。野山塾ではなくて野山獄を学び舎のごとく変えてしまった経験から出た意見なんですよね。

 

しかもこの内容は、まるで今の刑務所のような感じだなと印象を受けました。

 

獄から出られる事が決まった事を知らせに文さんと梅太郎が野山獄に行くと、困った事に「福堂策」をもとにそこを出ないなどと言い張る寅次郎。囚人たちも
「寅次郎は渡さない。」などと言っているのです。

説得のために足をまた運ぶと言う梅太郎に妻の亀が美しい高須久子に焼きもちを焼いて嫌がり、結局は父が出かけて行く羽目になりました。

だけれどその父のさりげない一言で、周りの囚人たちの心が動くのでした。

囚人たちの心を変えたのは、文が学びたがっているのに残念だと言うようなものだったのですが、さすがの父上様、さりげない言葉、だけどツボをつく言葉を心得ているのですね。

 

学びたいのは文さんばかりではなく、残念に思うのも彼女ばかりではない。皆まで言わなくても、そこに留まっていてはならないのだと何でもないような会話で伝える術を持っているようにしか思えませんでした。スキルの高いお父上でした。

そこで高須久子、自分の言葉通りの作戦に打って出ます。

久子は真夜中にそっと富永の牢の前で声を潜めて話します。・・・・なんか色っぽい^^

 

富永の企画で開かれた句会は、実は寅次郎の送別会の句会でもありました。

涙ながらに別れの句を読む囚人仲間たち。

友だったと寅次郎に言わしめた金子を除くと、この野山獄の人たちは松陰最初の弟子だったのだと感じました。

 

今回のもう一つの見どころは、「二十一回猛士」と言う、号が出てきたことですね。

「二十一回」については、名字の「杉」の字を「十」「八」「三」に分解し、これらを合計した数字が「二十一」となること、および、「吉田」の「吉」を「十一口」、「田」を「十口」に分解でき、これらを組み合わせると「二十一回」となることによりつけられている。」

 

なかなか面白い発想で、こういう漢字の分解とか結構好きなんですよ。

 

次週はいよいよ塾開業かな♪

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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