森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒 season13第14話「アザミ」

2015-02-05 01:06:57 | ドラマ(相棒)

さあ、ブログに感想でも書こうかなとHPを開いたら、びっくりするようなことが書かれていました。

もうご存知の方も多いと思うのですが、甲斐享は今シーズンの最終回で卒業なんですね。

本当は二年間の約束だったのにお願いして今シーズンまでやってもらったそうです。

期間としてはそのぐらいが良いような気もするのですが、過ぎてみるとあっという間だったようにも感じますよね。カイトには若さゆえに暴走するようなそんな部分をもっと見せて欲しかったような気もします。と言っても最終回までには、あと5回ぐらいあるはずですから、この「相棒」を最後まで楽しみたいと思います。

でもちょっと嫌な予感・・・・・まさか殉職なんてことはないよね・・・・・

そのニュースの記事は→こちらです

 

今回の「アザミ」の感想ですが、美しき双子の少女と言うのは、それだけで絵画的だと思いました。

そしてその双子が片割れだけになる。

それはなんて悲しい切ない物語なんだろうと感じてしまったのでした。

 

バイオリン工房と言う「音」に関係のある設定をしながら、実は見ているものにはかなり視覚に訴えて作り上げられていた作品だったと思います。

演出が全体的に綺麗でしたね。

少女の「音質が違う。」と言う内緒話のシーン。

「内緒」と言って階段を駆け上る少女のシーン〈実際はフェイク〉

〈美しく撮れたから、何度も見せたのだとちょっと思ってしまいました。〉

実際は防護服代わりだった着ぐるみの怪しい雰囲気。

カップの内側にいた蜂の気持ち悪さ。

そして最後に右京によってそっと部屋に置かれた花束。

 

犯人は双子の女性ではなければ良いのにって本当に思ってしまいました。

醜い人たちで殺しあえば良かったのだ。そして彼女は父が残した工房をみんなと共に守っていって欲しかったです。

 

「あの人たちはアザミよ。」

この言葉自体も美しい。

少女が最後に握っていた花がヒントにもなるわけですから。

ライターさんはこの花の棘を思ってこの物語を作ったと思うのですが・・・・・

 

だけど野に咲くあざみの花は、本当に可愛くて綺麗なんですよ。だからあざみの花は手折られたくなくて、その葉の裏側に罠のように棘を張り巡らせているのです。

もしかしたらタイトルの「アザミ」と言うのは犯人の女性を指して言っていたのかなと思うのは、やっぱり考えすぎなのかも知れません。

 

夫が最後に、最初から右京に頼めば殺人犯にならなくて良かったのにと身もふたもない事を言いました。

―だからね、この女性は右京の事なんか覚えていなかったし、事故死で片づけた警察は信用できなくなっていたし、少女が死んだときには右京はロンドンにいて知らなかったし・・・・

 

やっぱし広報活動は必要よね。

警視庁のHPに「暇な特命係あります。」とか「特命係オープン中。納得がいかない過去の事故死、一応聞きます。」とか載せたら良いのになんて、一応言ってみたりして^^

 

コメント (2)
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