森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

伊東の旅〈海辺のホテル〉

2015-07-07 13:17:26 | お出掛け日記

「伊東の旅〈黒船電車に乗る〉」の続きです。

 

「海辺のホテル」などと申しますと、なんだか凄くおしゃれな感じがしますが、何しろ古い温泉街なので、ホテル様には申し訳ないのですが、オサレな点は皆無。m(__)m 

だけれどこのホテルの素敵な所は窓から見える風景と、そして素晴らしいお料理だと思いました。

このホテルの「もてなす心」はお料理の美味しさ・・・・。

そう思って私はニコニコと感動しながら、豪華な夕食と品数の多い朝食ビュッフェを楽しみました。

 

だけどこの「もてなす心」と言う言葉が脳裏によぎった時に、私は昨年みんなで訪れた山梨の「坐忘庵」の事を思い出したのでした。

その記事は→こちら「甲斐の旅〈その2〉」 坐忘庵のお料理などはその記事のひとつ前にあります。比較など参考になさりたい方はどうぞ。

 

古い温泉街のホテルってこんなもんでしょって思えば、私が泊まったホテルはすこぶる感じの良いホテルでした。

でも土曜日だと言うのに、街全体があまり賑わっていない模様。

これが今の地方の現実なのでしょうか。

街全体の努力は感じました。後で書きますが、街主催の楽しいイベントも開催していますし、外人客も多いみたいです。なんだかんだと言っても観光地伊東なのですよね。

だけど私はやっぱり感じてしまったのです。

 

「時代」でも「地方」でも、そんな事は関係がなくて、客に「こんなもんでしょ」と思わせてしまうものは、古いホテルのスタッフの「慣れ」なんじゃないかと。

だから見えないんです。

今も素敵ですが、更に良くなるアイデアが。

これは考えてみると自分の生活にも被ることなのかも知れません。「慣れ」ほど瞳を曇らせて見えなくすると言う点で怖いものはない!←自分に向けて。

 

このホテルはみなさんにお勧めできる良いホテルです。

景色と露天とお料理と。それだけで十分ですよね。

 

だから感謝の気持ちを込めて気が付いたことを書かせていただきます。

細かい事ですが、絶対に役に立ちますよ。

 

お掃除の時に、毎回軽くで良いから窓を拭いて欲しいです。普通の家ではないのですから、窓掃除は大掃除と思ってはいけないのです。海の風景がウリなのですから、客に

「まあ、ガラスが入っていないのかと思っちゃったわ。」と言わせましょうよ。

誰かが口コミでそれを呟いたら、隣のホテルに行こうかなと思った人が、こっちも良いかなと考えると思いますよ。

 

 

お食事の接客のおばさんたちに、旅行積み立てをさせて、一流旅館へ研修旅行に行って欲しいなどと余計な事も考えてしまいました。井の中の蛙になってるんだと思いました。感じは良いのに、タイミングが悪すぎるのです。

そのグループにお酒を出し追加のお酒の注文が入ったら、ずっとほっておかれてご飯が出てこないし「いつ」とも聞いてくれないし。

最初からウーロン茶を頼んでいるのが半数以上なんだから、気を使って欲しかったです。

ご飯を頼むときに、デザートも続けて持ってきてくださいと頼みました。

そのぐらいアピールしとかないと思ったからなんです。

もちろん私はまだご飯を食べている時に、それが来ました。

でも姉も母も終わっていましたし、間が空かなくてちょうど良かったのです。

だけれど、すぐ下の妹は飲む人なので、またお酒の注文をすると

「やっぱりまだ早かったみたいですね。」などと抜か~す。

 

私、この時だけは、ちょっと呆れてしまいました。

「酔っぱらいは二人だけよ。良いのよ。」と笑いながら言いましたが、心の中では、

「はぁ!?」ぐらいの事は思いましたわ。おほほ。

 

なんかこんな風に書くと、さながら文句タラタラみたいでしょう。

まーったく、そんなことないんですよ。

 

敢えて書いたのです。

ここのホテルの口コミを開くと、ほとんどの人は景色とお料理で大満足。だけれど若干の不満足の人はやはりお掃除とスタッフさんの何気ない言葉にそれがあるみたいなんですね。

誰からも褒められると言うのは難しい事なんです。

笑いながら怒る人ではありませんが、私のように褒めながら「でも」と言う人はいっぱいいると思います。そして、その人たちは決して悪意なく、その人たちの意見の中に次のヒントが隠されていると思うのです。

 

 

 

 

雨の中、なぎさ公園から撮った風景。

 

 

 ※  ああ、そうか。

この街は、海開きを待ってじっと待機しているのかも。

すぐそばにオレンジビーチと言う海水浴場があって、かなり混む模様。

その時に混みまくって、そのお客様をこなしていけば良いのかもしれませんね。

 

 〈感動するほど美味しかったお料理たち〉

 

ウニアンのお豆腐。これはすっごく美味しくてこれを最初に食べたので、テンションが上がりました。

豚しゃぶ。お肉も美味しい。でも私はこのお肉までは食べきれずに、食べてもらいました。

 

残酷で一瞬引いたけれど、新鮮なアワビは柔らかくて美味しかったです。

 

 二人で一尾。チョーリッチ♡

 

あっ、やはり天ぷらとデザートの写真を撮り忘れました。

デザートに付いていたプチケーキは、自家製だと思うのですが、それがまた美味しかったのです。

そのケーキは朝食の時には数種類付いたのですが、その時裏で姿を見せない人の努力が見えたような気がしたのでした。

 

 

 

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コメント (2)
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伊東の旅〈黒船電車に乗る〉

2015-07-07 00:22:11 | お出掛け日記

「伊東の旅 〈城ケ崎公園の遊歩道を歩く〉」 の続きです。

さて、のんびり温泉&ちょっとだけ観光の目玉の門脇吊り橋観光は終わり、ホテルに向かうことになりました。

伊豆高原駅で伊豆急の電車を待っていると、向こうから黒いシックな電車がホームに入ってきました。

 

あっ、これはさっき伊豆高原に向かう途中ですれ違ったカッコいい電車じゃないか !!

すれ違った時には、何か特別な電車なのかと思ってしまいました。

だってこれは、こんな名前の電車だったんですよ。

「黒船電車」については →こちらにて

 

各車両ごとに展示のテーマが違うみたいです。

 私の乗った車両は・・・・

 こんな感じでした。

 

 中は、こんな感じで座席の一部が窓の方に向いていて、

「さあ、風景をお楽しみください。」と言う感じになっています。

思わず、乗った人は前かがみになってしまいますね。

 

 このようにリラックスして、車窓の旅を楽しめると思います。

窓の方に向いていない座席も、ゆったりとしていい雰囲気。

私は鉄女ではないけれど、やっぱり旅に出ると乗った電車によってはテンションが上がる事がありますよ。

とは言いながら・・・・・

ああ・・・

今気が付きました。

「スーパービュー踊り子号」の電車を1枚も撮っていなかったのです。

なんかガッカリです。

 

あの電車〈スーパービュー踊り子号〉も、乗り降りのドアが少なくて、乗り込むときにチェックが入ります。だから途中で寝ていても車掌さんに起こされる心配はないんじゃないかと思うのですね。

それにこの電車は、降りる時に出口でゴミの回収もしてくれると言うサービスの行き届いた電車でとっても快適で良かったですよ。

 

伊東の旅はまだちょっと続きます。

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