誰かが言っていましたね。(もしかしたらXの公式ポストだったかしら。)
エピソード1に繋がるエピソード0だって。
まさに…でしたね。
見終わった後、自分の「#1」の感想を思わず読み直してしまいました。
― ああ、やっぱり書いてなかったか。―
と、思ったのですが、実は初回の時、興玉登場のシーン、私は思わずクスって笑ってしまったのです。
だって、凄く「さあ、藤原竜也の登場ですよ。」みたいに勿体ぶった写し方をしたじゃないですか。振り向くシーンがスローで二回繰り返すみたいな感じで。
そして自己紹介をする時も、けっこう溜めて言ったように感じて、なんか微妙な違和感のようなものを感じたのです。
― 藤原竜也、叫ばないけれど、同じくらいインパクトのある演技・・・―
なんて事は、好きな俳優さんの事なので、ちょっと思っても書かないわけですよ。
ところがですよ、今回の「#7」で、再びその初回の雨野が全決に来て興玉と出会うシーンを見て、思わずじわっと涙が出ました。
興玉は背中で雨野の声を聞いて、心の中は滅茶苦茶さまざまな想いが風のように吹き荒れたと思うのです。
そして意を決したかのように振り向いたのですよね。
必ず守ると誓い合ったその人が、ようやくまた再びここに来た・・・・。
だからあの自己紹介になったわけですよね。
もうほんと。
同じシーンなのに、見方が全く違くなってしまって。
何ヨ、この心地よい騙され感ってなりました。
他に、細かいところを拾った感想を言うと、
雨野の拉致シーンって、まさに誘拐の常套的手口で、小学生にダメだからねと注意をするパターンのあれですよね。
「お母さんが事故に遭ってしまった。お父さんはもう病院に行ってるから、おじさんが連れて来てと頼まれた。早く車に乗って。」と言うやつ。
このパターンは、かなり子供たちに「ダメ」が刷り込まれたから、大丈夫だろうと思っていたのですが、そのおじさんが家族みんながにこやかに挨拶するような顔見知りだったら、やっぱりその子供は信じてしまうのではと、ドラマの中のそのシーンを見た時に感じたのです。
また興玉と雨野の居酒屋のシーンも良かったですね。世間話に恋バナに、そしてお互いを守りあうという誓いのような言葉も。
永遠に生きる人たちには、その人たちだけが感じる孤独や、共通の感情があるのだと思いました。
そして興玉が豊玉に振られる平安時代のスピンオフ、見たいと思いました。もちろんゼンケツメンバー集結で、菅原道真の悪霊と闘うとかって、それじゃ陰陽師じゃん。
でもなんかそう言うのも良いんじゃないと言う妄想してしまいました(笑)
妄想と言えば、最終回後、余韻も収まらないうちに「映画化決定」って言う文字が大きくバーンって出ると言うのが脳内で膨れ上がりつつあります。
このお気楽平和な願いが叶いますように・・・・・って豊玉神社に祈願して来ようかな(ッテ、そんな神社はないらしい^^)
さてさて、野間口さん、出てきましたね。
「#5」の中で、
>私は、にやにやしながら話したいのに我慢している役者さんが、まだ姿が見えない状態でいらっしゃるのかと思っていたのです
と、ヒルコの正体を考えた時にそう思っていたのですが、姿の見えない誰かが姿を見せましたね。
だけどヒルコも「チームヒルコ」かしら。
おしゃべりは尽きないのですが、あともう一つ。
「修理固成」とは「しゅりこせい」または「つくりかためなせ」と読んで「大地を造りだし、国土を創成し、人々の生活の場を築く」と言うもの。
あと一つと言いながら、もう一言言うと、「聖☆おにいさん」の完成披露の動画などを見ました。
そちらでは、興玉は神ではなく悪魔。キャストの皆さんのお話が面白かったし、映画も楽しみです。
楽しみなことが多いのは良いことですよね。