梅雨が明けてしまいました。
6月27日、天気予報では一日中曇で、それなのに朝は雨がちょっと降っていたのですよ。
「なんだ、雨か。」と思ったのは大きな間違いで、あっという間に晴れて気温も上昇、風も強かったですね。
今日、マンションのサークルの方々と会った時に、
「先日は『千住大橋』『草加』の方に言って歩いてきたのですよ。」と言いましたら、
「なんで ?」と言われるので、
「松尾芭蕉の『奥の細道』の道をちょっとね、辿ってきました。」と答えました。
すると
「『松尾芭蕉』、どっから来た。」と、その人は笑いながら言ったのでした。
どっから来たと言うのは、本当に芭蕉さんがどこから来た人かと言う意味ではありませんよ。
つまり、・・・・・
まあ、けっこうお返事には窮します。
こういう会話は、意外とよくあるんですよね。
自分の世界観で物差しの長さも決まると言うもので、フレンドリーにその物差しで測られるー。
私は時々、こう言う時、人付き合いは難しいなと感じるのです。
私にとって、「松尾芭蕉」はいきなり飛んできていません。
2006年、このブログを書き始めた時からずっと「奥の細道」を辿ってみたいと言っていて、ブログ内検索をすると少々の記事が出てきます。
が、いまだに「千住大橋か」の段階です。
あっ、そうそう。
自分の世界観で物差しの長さも決めるって、27日、実は同じことを私もやってしまいました。
バス停でバスを待っていた時に、お友達から電話がかかって来て、ちょうどバスが来てしまいました。
それでメールをして、降りてから電話をしました。そこで私が言ってしまった事。
「今日、お休みだったんだ。残念ね~。それを知っていたら、今日、お誘いしたのに~。」
確かに普通のフレンドリーな会話。
だけどだけどさ、冷静になってみなさいよ、私。
高温多湿。加えて強風。
そんな日に出かけてね、行った先が、ただの橋。
その橋を見て「わーい」って言うのって、そりゃ、あなた。
そんな人は早々にはいないってばさ。
彼女にとって、ちっとも残念なんかじゃなかったと思います ^^
以下は、私が心の中で「わーい」「わーい」とはしゃぎながら撮った写真日記です。
駅を降りると、何やら風情のある看板が。
とりあえずパチリとしました。
だけど相当暑さで参っていましたね。
後から読んでみると、駅前のシンボルツリーの説明で、そのシンボルツリーの画像が無いわ。
この木については、→高野槙(こうやまき)を千住大橋駅前に植樹 その意味は?
たぶん、ただの橋と言っても、それでもいろいろと見逃したような気がします。
千住大橋の手前の「大橋公園」の所にはこのような看板がー。
この道を辿るのは、相当気合を入れないと無理だと思います。
少々の真似事で、私は良い事にするつもりです。
同じく大橋公園で。
テクテク
しかし、本当に青空で。
青空は良いけれど、本当に暑くて、私のスマホさんが熱を帯びてしまって、かなり撮影が困難な状況になってしまいました。
それをペットボトルを押し当てて冷やしたり、この先の公園でハンカチを濡らして冷やしたりしたのは、私の火照った顔ではなくて(それもしたけれど)、主にスマホさんのためだったのです。
渡りました。
「『千住大橋』は徳川家康が江戸に入った後、隅田川に最初に架けた橋。」
なるほどね。
また戻って
なるほどね。
公園の所から上がる展望台みたいな所があって、そこから写したものです。 ↑
そこから下に降りて
向こうに見えるのは、千住水管橋。
テクテク
遠くに見えるのはスカイツリー。
『行く春や 鳥啼き魚の 目は泪 』
そして私はまた、千住大橋駅に行き、今度は草加を目指しました。
「暑さと風は大丈夫だったのだろうか」と思った私です。
でも、「本人しか楽しみがわからないことを
ふさわしくない時期にあえてする」
みたいなことってオツなことだと思うし
私も好きです。
家にいながらにして楽して千住大橋を
渡らせていただきました。
空の濃い青色と、日差しの強さが写真からも感じられます。
私も大きい橋を歩いて渡ることは今まで2回くらい?したことがありますが、
車で通るときには感じられない、「渡り始めたら最後、自力で渡りきるしかない緊張感」とか
距離感の感じ方など
なかなか特殊な経験ではないかと思います。
私事ですが、芭蕉さんと同郷なのでなんとなく親しみを感じています。
しかし、奥の細道制覇はやり始めたらライフワークになってしまいそうですね。
私も山寺とか松島とか単発でしか行けていません。
一応天気予報は見てから出かけたのですが、大晴天になってしまいましたね(笑)
だけど冬生まれの私なのに、夏が好きで、あのぐらいなら意外と平気でうろうろできます。
しかし風が強かったのには、ちょっと参りました。
日傘が壊れかけましたから(^_^;)
千住大橋は、なんたって隅田川に架かっている橋なので、大したことないです…などと言ったら、この橋を愛する方々に叱られてしまうかしら。
よくある、長くて高い所にあるつり橋などは、相当緊張します。
高いところも狭いところも苦手なもので^^
>私事ですが、芭蕉さんと同郷なのでなんとなく親しみを感じています。
そうだったのですか。
親しみを感じるの、分かります♪
やはり同郷って仲間のような気がしますよね。
私も「奥の細道」の全制覇は無理だと思います。
それでも意識していれば、そのうち何か所かは行けるかなと思っています。
松島も行ったことが無いので行ってみたいです。