12月1日に上野に行ったのは、東京美術館にての「永遠の都ローマ展」に行くためでした。
この美術展は、12月10日に終了していますが、1月5日から3月10日まで福岡市美術館で開催されますよ。
過去には戻れないし、福岡は遠いと言う方は、HPなどを覗いてみても面白いと思います。一番下にリンクしておきますね。
そして、何と福岡市美術館では、一部の作品以外は撮影可能です。東京都美術館では逆に一部の作品以外は撮影不可だったので羨ましい限りです。
その撮影可能だったのは
柱の石膏複製と思うと少々寂しかったかもしれません。
ところが先ほど述べたHPにはいくつかの写真が載っていて「保存してご利用ください」と書いてあるじゃないですか。
「ご利用」させていただきます。
人は万国津々浦々巨神たるものに憧れてあがめ奉りたくなるものなんですね。
モザイク、好きです。
何とかの女神像らしいのですが、これはまたはクレオパトラらしい・・・・・。
やはり美しいと思います。かなり説明が雑ですが、今我が家がプチ模様替え中で、目録や買ってきた絵葉書など取り出せない状況なので、こんな感じになっています。
アッ、いや、目録はHPでも見られるのでした。今確認してきました。女神ってイシスでしたね。
いつもあとから目録を見たら、そこそこいろいろな事が何とかなる感じがするのに、彫像などは、後から見てもどれがどれかなど、私なんかは分からなくなってしまうのだと言うことが分かりました。
下の写真のご婦人方はかなり美しくて気に入ったと言うのに・・・・。
なんだかんだと言っても、ローマは牝狼に育てられた双子が起源と考えられますね。
教科書でしか見たことがない下のブロンズ像が見たくて来たようなものです。
裏側からもじろじろと堪能してきました。
「凄いなぁ。5世紀の物がこのように綺麗に存在しているなんて。」と思ったら、なんとこれは複製らしい・・・・(/_;)
と言っても20世紀に造られた・・・・・ってことは、100年たっているかもしれないわけで・・・・・
やたら「・・・・」の多い文。動揺しているのかしら、私(笑)。
向こうに見える「負傷した牝犬」の大理石は本物です。
しかしこの双子に乳をあげる牝狼と言うのは、やはりローマにとっては大事な伝説で、銀貨などにもそのデザインは使われていました。
もう一つ見たかったのは、
美しかったです。
私的には歴史の登場人物である人々の大理石像なども多数あって、すこぶる楽しい展示内容に感じました。確かに古くてその維持に問題のあるものや大きくて持ち出せないものは複製と言う形を取られているかと思いますが、それでも楽しい時間でした。
奈良の大仏を貸してと言われても、宗教的問題をクリアしても無理だと思いますし、どこかの壁の模様を持ち出すことも不可能。複製と書いてあると、私なんかは数秒はがっかりしてしてしま訳ですが、ちゃんと考えてみれば分かることですね。(;^_^A
12月1日の上野の銀杏並木は美しかったです。
桜は既にほとんど散ってしまっていて、イエローの秋がそこにはいました。
美術館を出ると、来た時には見えていた青空が去ってしまったことに気がつきました。