(画像は記事とは関係はありません。マンションの向日葵です。)
7月1日読了。
これ、「コミックエッセイ」と言うもので、開いてみたら漫画と文で綴られたエッセイでした。
主に漫画だったので、あっという間に読み終わり、最初の感想も「もっと若い時に読みたかった本だな。」と言うものでした。
要するに、ライフプランからお金を考えると言うものが印象に残ったからだと思います。子供の進学や夫の一回目のリタイアなど、かなり過ぎてきてしまいました。また、私の方が作者よりも少々と言うか、かなり年上ですでに学んできてしまった事が多かったからともいえるでしょう。
これは、本の感想ではなく、私の事ですが、家計簿をスーパー主婦の様につけ続けると言うのは、私にはやっぱり無理なことなんです。
だけど経験から言うと、あれは極まれにちょっと頑張って、1か月でもつけると、のちの数年は勝ったようなものです。
要は自分の家の、お金の流れとだいたいの予算が分かれば良いのですよね。
生活なんかが変わったときには、ほんのちょっと頑張って1か月くらいは、大まかでも良いのでつけた方が良いのかと思っています。
「その時がまさに今」のような気になっている私なので、それで、この本に手が伸びたのです。
実は私、今年の目標と言うか「めあて」と言うか、私的スローガンの一つは(すぐ、そういうのは作るの^^)、
「守銭の民になる」と言うものだったのです。
「守銭奴」はお金の奴隷でしょ。でも守銭の民は、お金を正しく守る人。
言葉ってちょっと大切で、お金の流れを意外と意識していました。
(でもここのところ、少々忘れていたかも。反省)
また本の感想に戻ります。
それで、最初は上に書いたような感想だったわけですが、もう一度手に取ってみたんです。パラパラとページをめくると、世代が合わなくても、またはライフプランの残りが少なくても(涙)、役に立つことが書いてあるなと思いました。
上手な家計管理のポイントは「特別出費の見直し」。
確かに、子供進学のお金はすでに無用でも、今度はお葬式の事なんかありますでしょう。
もちろんそれは予定には書き込めないことですが、欄外に書いて、しっかり向き合って考えていかなければならない項目です。
また医療費も・・・・。
一つ一つ丁寧に、特別出費の項目にも向き合うことは大切ですよね。
また年二回の通帳チェックで、家計の収支をつかむというのは即やってみようという項目でした。
(ある年の12月末の通帳残高を全部足す。→(A)翌年の7月1日の残高を全部足す。→(B)
A-B=我が家の収支)
でもタンス貯金のへそくりはこの場合どうなるのかな・・・・・なんてくだらないことを思うワタクシ(;^_^A
この本は、作者の経験談や思い付きで書いているのではなく、ファイナンシャル・プランナーの方に話を聞いて書いているので分かりやすく為になりました。
40代、もしくは50代の前半の方が読めば、私の三倍は役に立つかと思いますが、それは私が勝手に思っただけです^^
この方の他の作品も面白そうですね。