最初、「100万回死んだねこ」と聞いて、どこが違うのか一瞬分かりませんでした。
すぐに「あっ、そうか」となったわけですが、この間違い、以前私も誰かに言ってしまったような気がします。
が、通じました。確かあの時は。
「100万回生きた猫」は本当に泣ける傑作ですよね。
そう言えば感想を書いたなと、今読み直してみたら・・・・
私って本当に泣き虫で、感想を読んでも涙が出ました。
子供たちが言った「100万ページあるんですか。」「100万回生きて、100万回泣いた話だったのか」と言う言葉が蘇り、それも可愛らしくて、胸がきゅんとしました。
そしてこの本は、そんな間違いのタイトル集。
誰かの間違いであるわけですが、この間違いで図書館の司書さんが正しい本にたどり着けるのかと感心もします。
が、その誰かさんには申し訳ないのですが、めちゃくちゃ笑えました。
思わず声に出して笑ってしまったりで、電車の中で読まなくて良かったと、私は思いました。
笑ってしまったタイトル間違いはたくさんあったのですが、一番好きだった間違いだけ載せますと
「『人生が片付く ときめきの魔法』を探しています」
正しくは
「『人生がときめく 片づけの魔法』でしょうか」
人生が片付いちゃったら、ちょっと怖いかも。でもとっ散らかった後悔ばかりの人生が、スキッと片付く魔法「リセット」なんてあったりしたら、それはそれでときめく魔法かしら・・・・・・・いういやいやいや、やっぱり怖いじゃん(;^_^A
他にも
「紙つくれ」
「ピカソはそんなにえらいのか」
伊坂幸太郎の「あと全部ホリディ」
さあ、これは何という本に結びついていくのでしょうか。下に正解の本を載せておきますね。
ただ私、上に書いた本以外にも正解の方の本のタイトルの説明を読んで、いくつかこれから読む本のリストに加えました。
そんなところに、福井県立図書館の司書さんが書いた、この本の意味があったのかも知れませんね。
数時間で読めます。