森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

ちゃんと捨てましょう。その6

2014-12-06 23:59:13 | 物と私と片付けと掃除

«「ちゃんと捨てましょう。その5」は2012年。今、読みなおすとその画像が懐かしいです。別れていった人を思う時ちょっと心が暖かくなったり胸がきゅーんとなったりもする時があるでしょう。ちょっとばっかし、そんな気持ちになった私です。»

 

「お片づけ徒然日記復活」の記事の中で、家族分の新しい布団を買った事を書かせて頂きましたが、今回は古い布団を捨てに行ったお話です。

物をちゃんと捨てるということが、お片づけの基本中の基本だと思います。

 

お布団は粗大ごみです。

一軒家だと家の前に出して集配してもらえると思うのですが、マンションは決まった場所に出さないといけないので大変なのです。階段を何往復もして捨てに行くなんて私にはムリというもの。家族を頼りたくても出勤時間が早いので仕事に行く前なんて厳しい状況ですし、しかもお布団はお天気にも左右されるので、さらに捨てることが難しいのです。それで粗大ごみとして申し込むより市のクリーンセンターに持ち込んで捨てたいなと思うようになりました。

以前、その事を聞いた義母が、シルバー人材に頼むことを勧めてくれました。

軽トラで来てくれて、時間給とかかった経費でやってくれるというのです。

それも便利で助かるなと思いましたが、ルート君が大きめの車を買ったことで考えが変わりました。

布団ぐらい自分たちで捨てに行こうと思ったのです。

 

クリーンセンターに持ち込んで捨てたことのある人は結構いるんじゃないかと思います。そういう人には別に大したことないよと思われるかもしれませんが、その経験がなかった私達はちょっとだけ不安に感じたのです。

何でもはじめての経験というのは緊張しますよね。

 

ちなみにうちの地域では布団は4枚でワンセットで1080円します。

持ち込みだと重量で10キロ毎に162円かかるのです。

粗大ごみの申込みだと3240円だったわけですが・・・・。

 

 ルート君と夫殿とワタクシとで三人連携プレーで車に掛敷・マットレスなどで9枚のお布団と枕を車に積み込み出発。

クリーンセンターに着くと、車ごと重量を測りました。

その時に初めてと伝えると、非常に丁寧に説明をしてくれました。

捨てるものが布団オンリィで燃やさない粗大ごみだけだったので緩やかなスロープを上っていき①の扉の前に行くと、自動に扉が開くのです。

なんか近未来SFチックです。

だって中で待っていたのはそこで働いているお兄さんたちだったのですが、ユニフォームも決まっていて、夫殿が

「おっ、かっちょいい~。」と思わず言ったくらいです。

 

だけれどそこにあるのは・・・・・

モノ達の墓場。

山のように積まれた不燃ごみたち。それらはみんな役目を終えてそこに集められたのですね。

地球儀とか旅行用のトランクとか、みんな誰かの思い出が詰まっていたんだろうな。

 

車の扉を開けると、夫とルート君も車から降りて布団を車から降ろすのを手伝いましたが、もしかしたらこれって手伝わなくても良かったのかと思うぐらい、お兄さんたちがあっという間に降ろしてくれました。

その時はまだその場の床に投げ捨てられていた我が家の布団たち。

やっぱりちょっと感傷的な気持ちになってしまった私です。

バイバイ。今まで長きにわたって本当にありがとう。

帰りにもう一度計量して重さを測ってお支払いをして終わりです。

 

640円でした。

やったね!!

ちょっとだけフゥフゥ言ったけれど、頑張った甲斐もあったなと思いました。

 

幸せな顔で眠るもも吉。

―ももちゃん、このお布団、もうないよ。

 

 

 

新しいお布団になってから、もも吉、何故かやって来ません。

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