ワタクシ、かねてより、馬がドドドと走っていくレースを見に行きたいと思っていました。
中山で「スプリンターズステークス(GI)」が29日にあると言うので、予定に入れて楽しみにし出掛けてまいりました。
競馬場体験は初めてなので、実はそのレースがどのようなものかなんて、実際にはさっぱり分かりません。ただ大きなレースなのねと言う感覚です。
少し29日前に競馬のお勉強をして行こうかと思いましたが、その余裕もなく、出掛けた朝に、地元の駅前のコンビニで「競馬エイト」を買いました。
コンビニのお姉さんが
「エイト・・・ですね。」と確認しました。
心の中で、「なんで?」と思いました。
普通の新聞と間違えてると思ったのかしら。
でも私もですね、この新聞を、電車の中で出して読む勇気はなかったです。
お馬さんファンに方には、ちょっと嫌な感じって思われてしまうかもしれませんが、なんたってやっぱりお馬さんレースはギャンブルですからね。
馬にはドウドウって言っても(私が言うチャンスはないけれど)、私は堂々とは出来ないことでした。
だけど途中で読まないのであれば、競馬新聞は中山競馬場の前で売っているおじさんから買えば良かったと思いました。
別料金だったかもしれませんが(もしくはサービス)、赤鉛筆が横にたくさんあったからです。
競馬新聞に赤鉛筆ってセットじゃない ?
この日に限って、いつも持って歩く3色ボールペンを忘れてしまったのです。
私はペンと紙(手帳など)を忘れると、スマホを忘れたくらいテンションが下がってしまうのです。
今思うと、そこからチョイ負けでしたね。
初めて体験なので、書きたいことはたくさんあるのですが(主にドタバタ体験)、やっぱり最初は、この「スプリンターズステークス(GI)」の事を書きますね。
なんとこのレースの勝利者は、ゼッケン13番ルガルでした。
このお馬さん、なんと後から知ったのですが9番人気だったのですね。
私もノーマーク。チョイ愚痴ると、このお馬さんが勝たなければ、3連複、実は勝てたのですよ~(ノД`)・゜・。
でももとより、ギャンブルの方は、実はおまけの楽しみだったので、すぐに「まっ、いいか。」ってなものです。
それよりもレースが終わった時、大画面に勝利の馬が映し出されました。
そのルガルを見て、思わず私「俺はやったぜ。俺はやったぜ。」とアフレコを入れてしまいました。これって、家にニャンコ・ワンコがいらっしゃる人って癖になってないですか?
だってルガル、そんな顔をしていました。
アッ、今気になって確認したのですが、牝でしたね。
じゃあ、「ふふーん。私やってやったわ。」だったでしょうか。
でもその時、西村騎手が目を腕で覆いました。泣いているのです。そしてルガルによくやったねと言うように、その首筋をポンポンと叩きました。
思わずもらい泣き。
表彰式でも、子供を抱いたご婦人が泣いていました。馬主さんでしょうか。
ドラマチックです。ここに至る道には、様々なドラマがあったに違いありません。
良いものを見たなと思いました。
ファイルを貰いました。妹のと2枚分写しました。
続きますが、次回は「はじめてのおつかい」ならぬ「はじめての競馬場体験」で、上にも書いた通りドタバタ体験記です。