森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「相棒」シーズン7第1話還流~密室の混迷

2008-10-23 00:19:09 | ドラマ(相棒)

「さっぱり、わからない・・。」

おっと、それは他の番組のセリフでしたね。

だけど、何でどうしてその動機、本当に分かりません。やっぱり「相棒」は面白ーい

 

今日1時間半も過ぎた頃、時計をしきりに見始めた人は多数と推理します。そして、悟ったのです。・・・オソッ
これは、次回に続くだなと。

これって、「相棒」一回目には良くあることだったような・・・(汗)
すっかり忘れていましたわ。
まあ、海外ロケまでしたのですから、それもありですよね~。

 

大河内さんが二人を呼び出して、捜査するなと釘を刺していましたが、何の意味もなし。

「暇でしょ。」と小野田さんに呼び出され、写真展につき合わされます。その後、パーティのお誘いが・・・。

薫ちゃんの服はどうするんだと気になってしまいましたが、そんなパーティではなかったですね。しかも3万円もするパー券も自腹で買わされてしまったみたいで、なんともはや気の毒なことですね。

そこで起きた殺人事件。殺されてしまったのは、薫の高校時代の同級生でした。今回は、トリックと言うより動機かなと思いましたが、後半に行くと、やっぱりまだまだ裏があるようで、目が放せませんね。背広に、第三の協力者とか。

あんまり分からないので、みんな怪しく見えてきてしまいました。ボランティア事務局のお茶を入れてくれた女の人も怪しい・・・。仙人と言われている、あの人も病気と言えども、何か有りそうだし・・・、

ビデオとか撮っていないけれど、もしかしたらホテルのシーンで何か映っていたのかしら。と、こんな風に気持ちが引っ張られますね。一週間楽しめるかもしれませんね。

 

今回の相棒は、オープニングから違います。本当に映画のようで素敵でした。映画の「相棒」が好評だったので、撮影費がたくさんいただけたのでしょうか。始まった時の音楽も違かったので、少し違和感がありました。絵的には凄く洒落ていましたが、やっぱり「相棒」はあの音楽がいいような・・・。
保守的なことを言ってしまいましたか?

音楽については、HPの「ヒラPブログ」に詳しく書いてありました。

 

途中で米沢さんが大河内さんに呼び出されて、二人に協力しすぎと叱られていました。次は「暇か課長」かと思ったら違いました。次回かな?

取調べ中にイタミンが任意の被疑者を殴ってしまったのは、わざとだったと言う所も騙されました。

 

さて、次回「還流~悪意の不在」、見逃したら欲求不満になってしまいます。楽しみですね。

 

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篤姫42回「息子の死」

2008-10-20 11:40:52 | ドラマ (大河)
<生きてさえいれば>

「篤姫」の感想を書くのは久し振りになってしまいました。でも、今回はやっぱり少しでも書いておきたいような、内容でしたね。特にラスト数分、家茂が勝の腕の中で、このまま死んでいくことの悔しさを、切々と語ったシーンは胸に突き刺さってきました。

この若くして亡くなった将軍を、今まで歴史的にはどうも軽んじてしまうこともあったかもしれないと、私は思いました。例えば公武合体の将軍ぐらいにしか思っていなかったかもしれません。

でも、本当は確かにその時代をしっかりと生きていたのだと、強く思いました。将軍として、世を憂い何とかしようと悩みあがいていたのでしょう。家族を想い、大切に思っていたのでしょう。

―私は生きた。だけど何も残らなかった。
そんな人生などないんだと、私は強く思いました。

勝海舟は、この若き将軍の死を本当に嘆いたそうです。その存在と死が、彼にどれだけの影響を与えたかは分からないことですね。


今回は<生きてさえすれば>と言う言葉をキィワードにして、お話が回っていたように思います。
前半は帯刀とお近の、京にいるお琴をめぐってのお話でした。帯刀も家老なんだから、側室のような人はいても可笑しくはないと思うのですが、帯刀さんだと似合いませんね。こんな風に、押しかけ女房のように居座られる、焼きもちを焼きながらも、妻が勝手に悟ってくれるという流れが、いかにも帯刀さんらしいかなと思いました。ここでの流れは、私的にはどうでも良いと言ってしまっては、お近ファンといつも言っているのに、ある種の裏切りでしょうか。


だってですね〈別にどうでもいいんですが、と言いながら〉
あんな平謝りに自ら告白して誤っている姿って、どう考えても「今の感覚」を持ち込んでいるように思うのです。それなのに出した結論は、「今の感覚」ではないものなんですよね。しかも、本当はまだ武士社会の結婚観は今とは違うと思うので、こういう流れも何処かが痒い感じがするんです。それなのに、竜馬の妻のおりょうさんは、ふつうの武士の妻と言うわけではなくて、そのおりょうさんの説得で「生きてさえすれば」と言う結論になってしまうのは、まぁ、激動に時代の女と考えたらいいかと思うのだけれど、そうじゃないだろうとも思ってしまう私です・・が、まぁいいや。人のうちの事だから。〈文もスッキリしないけれど、まぁ、そっちもどうでもいいね。〉


それに、歴史的に後から振り返ってみると必要だったということもたくさんありますよね。
朝、Wikipediaで「小松帯刀」で調べていたら、そのお琴と言う存在の重要さも分かりました。それから面白いことも分かりましたよ。

寺田屋事件の後、おりょうを伴って薩摩に滞在したことは、日本で最初の新婚旅行と言われていますが、霧島温泉に小松夫妻も一緒だったことが、まるで史実のように感じてしまって気になりました。一緒に行ったかはは不明ですが、勧めたのは帯刀だと番組の後の紀行のところで言っていましたね。

ところで、帯刀さんは愛妻家で竜馬に先んじること10年前の新婚直後に、お近を伴って霧島の温泉に出かけそれが本当の日本最初の新婚旅行と言う主張が出てきたそうです。


・・・、また、さっき確認のためそこをよく読んだら、つい最近の追記かもしれませんね。10月16日のここにそのことがありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000037-yom-ent

この先、この説が主流になってくるならば、クイズ番組の作成者は気をつけなければなりませんね。


 話題が完全にずれてしまいました。
話を元に戻しまして、この「生きてさえすれば」と言うのは後半の、家茂への和宮と篤姫の「想い」そのままで、本当に切なく悲しく感じました。
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「ウルルン滞在記」と一期一会

2008-10-17 00:51:12 | テレビ・ラジオ
<10月19日、下の方に追記を入れました。>





 今年9月に「ウルルン滞在記」とか言う番組が終了したらしい。ずっと以前二、三度見て面白いなと思っていたが、どうも家人の趣味に合わなかったらしく、かかっていると当然のことのようにチャンネルが変わってしまう。それと、たいていの日曜日の夜は映画なんかを見ていることも多いから、見られなかったとしても仕方がないことだったと思う。だから、その番組が終わってしまったことも知らなかったのだった。

だけど、あちらこちらでそのスペシャルの事を取り上げている記事を読んで、見たかったなと我侭に思ったものだった。もちろんそれは、藤原竜也君の・・・。

今朝、何気なく「蛇にピアス」のインタビュー動画なんかを探していたら、偶然見つけてしまった、見たかったソレ。

見たかったものには感情移入度も高く、涙が出てきてしまった。


「また来るなんて言えない。」と、出来ぬ約束は言わない。あどけない顔をした17歳の少年は、意外と大人だった。
「あの6人の姉妹はどうしているかなぁ。」と明るく微笑む今の彼。


 
ネパールの家族にとって、藤原君は仮初めであっても、息子であり兄弟であったわけで、その出会いの想いは深かったようだ。
縁した人を、深く思い続けている、そんな家族に思わず涙が出た。

また、次女の恋心にも。たった8年で、8年前に好きだった人を忘れられるわけがない。


日本の何処かの島では、「さようなら」を「おもうわよ」と言うらしい。この動画を見ていたら、そんな言葉を思い出してしまったのだった。



―ふと、私は思った。
一期一会、縁した人を大切にしようと。
つい最近知り合った人がいる。歳も違うしどうしようかなと思っていたが、思い立ってその人の家のチャイムを鳴らすことにした。―



追記:上の話の続きは「梢は歌う」の「リッチな生活パート2」に書きました。ブックマークからどうぞ。

今朝、検索ワードを辿っていって知ったのですが、噂先行で確かかはわかりませんが、「カイジ」の映画化で、竜也君がカイジらしいです。あごの点で、納得いかない人も〈特に男性〉多いかもしれませんが、外見だけでキャストを決めても映画的には成功しないと思いますよ。藤原のたっちゃんがもともと好きだという人が、この配役はなかなか良いと言っても説得力がないと思いますが、私は良いと思います。彼なら、「カイジ」と言うお話も少し安心してみることが出来そうです。だって、この漫画、ドキドキ度がマックスなのよ~。











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「トウキョウソナタ」&おしゃべり

2008-10-13 03:03:09 | 梢は歌う(日記)

 まだ、明日はお休みの方も多いのではないですか。そんな方にとっては、真夜中と言ってもまだまだ起きている時間かもしれませんね。

 

 真夜中に御喋りです。

 

 まずは、映画ブログ「近未来二番館」のお知らせです。
近頃、家族の見たかった映画中心に、映画館に足を運んでいた私です。久し振りの自分チョイス。なかなか面白かったです。でも、好みは分かれそうかな。「トウキョウソナタ」の感想は→ココ

 

 映画といえば、近頃「ブタのいた教室」の検索で訪問してくださる方が多数。ちょっと申し訳ないです。なぜって、かなり前にチラシを見ただけで涙ぐみ、「この映画には行けない。」と不埒なことを書いてしまいました。営業妨害もいいところですね(汗)

 私は泣きすぎて行く事が出来ないと予想しただけなのですが、是非このお話を知っている方も知らない方も、映画館に足をお運び下さい。
私は、この話のドキュメンタリーを昔見たことがあるのですが、実は最初から見ていたわけではなく、チャンネルを回したら、ラストの子供たちと先生が出した結論のシーンだったのです。たった数分です。でも泣きましたよ~、本当に。ほら、今でも涙が出てきてしまうのです。でもそれはね、私なりの理由もあるのですよ。そのテレビを見たとき、私は飼っていた猫を亡くしたばかりだったのです。その猫の名前はピィーちゃん。ブタさんの名前と同じだったのです。

でも、そのテレビを見て、大人の私でも私たちの為に死んでくれている命に感謝したものです。

「可哀相だから、アタシ~、お肉食べないのゥ~。」と言って、野菜炒めからお肉を避けて食べているあなた、観に行ったほうがいいですよ・・・
・・・、まぁ余計なお世話でしたね。

 

 「風のガーデン」、見ましたよ。昨夜やっていた「ディア・フレンズ」も見ました。昨年は大河にも出ていたのにと、しみじみ思ってしまいます。緒方拳さんは、いくつになられても笑顔の可愛い方でしたね。もう居ないのかと思うと、とっても寂しく思います。

 緒方拳さんより少し前に、ポール・ニューマンも逝ってしまいました。好きな作品がたくさんありました。正統派ハンサムでしたね。

 

 私は、こんな時は追悼の意味を込めて、思い出の作品の感想を書くことが多いのですが、今回はまだ「風のガーデン」なんかも放映中ですし、ずっと後に書こうかなと思っています。時間をかけて作った「風のガーデン」は「ガーデン」自体も素敵でしたね。

 

   
<お花の連想で、今日携帯で撮った写真です。>

 

 ショックと言えば、あの方の死もショックでした。ロス疑惑のあの方。
「こんな幕引きでいいのか~。」と、本当に思ってしまいました。

いろいろな方と、同じ時代と言う名前の船に乗っています。ロス銃撃事件と言うのは一体何年前にあったのでしたっけ。真夜中なので調べもしませんが、間違いなく、あの方とも同じ時代生きていたのですよね。

「真実を語る」と言う選択肢はなかったのでしょうか。

 

    

<金木犀って、本当に良い香りですね。>

 

 「篤姫」も見ています。薩長同盟、分かりやすかったですね。
辛い気持ちを隠して、笑顔で送り出す。その笑顔が誤解を生むなんて。でもあの笑顔は輝いていましたよね。

「この笑顔は、本当は辛い気持ちを隠しているんですよ」と言う笑顔を研究しなくてはいけませんね。

なんて来週はそんなたわごとを言っていられませんね。

 

  と、いうわけでいい加減に寝ましょう。

みな様も素敵な夢を・・・

朝、ご訪問くださる方には素敵な一日が、

午後訪れてくださる方には、安らぎの夕べが訪れますように・・・

   

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あるよ!<4> イキガミ

2008-10-10 01:41:33 | 漫画・マンガ・まんが

また映画館では見る予定のない、映画のお話です。

 映画館で「イキガミ」の予告編を見たときに、私はこういう話は苦手だなあと思いつつ、この話は「あれ」に似ているなと思いました。 「あれ」と言うのは、昔読んだ星新一のショートショートです。

 その時はその物語のタイトルも忘れていました。また、あまり好きなお話ではありません。でも、星新一のショートストーリーを全部覚えているわけではないのに、なぜかその話のあらすじを語ることが出来るのです。とってもインパクトが強いストーリーでした。

 昔と書いていますが、本当に昔です。私は高2の時に友人から「これ、面白いよ。」と言われて、「ボッコちゃん」と言う本を借りました。その時から星新一は、私の好きな作家の一人になりました。そのお話は、その「ボッコちゃん」の中にあるらしいのです。

 

  こんなあらすじです。あまりに昔なので勘違いしている部分があるかも知れません。・・・・と、書き始めようと思ったら、期間限定で全文読めることが分かりました。この記事の下の方でリンクしておきますね。  

 

 ところで、予告編を見て似ているなあと私は思いましたが、実はこのことは、前からかなり言われていた事だったらしいのです。しかも、9月18日には星新一氏の次女のマリナさんが公式ホームページを通して抗議したとネットのニュースで知りました。 私の言っている「あれ」は「生活維持省」と言う作品でした。

 

 そうなると俄然「イキガミ」と言う漫画に興味がわいてきました。私はもう、子供の本箱にあることを疑いません。
いきなり
「『イキガミ』を貸して。」と言いました。
―しかし、貸し本屋みたいなうちだな・・ー

 

 すると、ラッタ君は「あるよ~~、あるけどさ、これ読むんだ~、ふーん。」と微妙な返事。どうも彼のお薦め本ではないらしい・・・。

 そこで私が興味を持ったいきさつを話すと、彼もそのことには興味を感じたようです。

 

以下、その漫画一巻の感想です。
エピソード1-復讐の果て
エピソード2-忘れられた歌

素直な気持ちで読んでみると、非常に面白い漫画でした。

ただ、説明にもページを割いているエピソード1は、内容的には、あまりにも残酷で、如何にも感動的になるように上手く話を最後にまとめていますが、感じた怒りや嫌悪を拭い去れません。
高校時代に、激しいいじめにあっていた青年のお話です。彼は残された時間に、自分を追い詰め人生を変えた者達に復讐しようと思いますが・・・。

しかしエピソード2は、ちょっと感動します。「ちょっと」と言うより「かなり」かもしれません。涙が不覚にもこぼれました。
路上ミュージシャンだった青年のお話です。

 

 読み終わって、私は「生活維持省」とは違うなと、感じました。だけれど、ラッタ君は(リサーチ入れていました。)
「まんまジャン。」と言い放ちました。

別に私は「イキガミ」を擁護するものではありませんが、この物語は、逝紙が届いてからの数時間を、如何に過ごしたかと言うことをメインに置いた、どちらかと言うと「ロス・タイム・ライフ」のようなお話でした。

酷似点について、星新一HPでその検証が載せられていましたが、それを読むと、星マリナさんが仰せのとおり、設定が酷似している印象は払拭は出来ません。

ただ、そのHP記事を読むまでは、あくまでも漫画を読んだ印象ですが、この程度のアイデァの被りは充分にあり得ると、私には思えました。なぜなら病気や事故などによる悲劇を、いつか近未来では克服できるかも知れないと、私たちは心の根底に淡い夢を持っていると思うのです。ところが同じ心の土俵で、そんな時代が来たら人は溢れかえり、どうなってしまうのだろうと不安も感じてしまうのです。そこで出てくる考えは、人為的に「間引く」と言う発想で、そこまでは、近未来の物語を考える人たちにとって、特別な発想ではないからです。

発想は普通でも、星氏の「生活維持省」は、わずかな文章で、とある国のとある時代のその思想、文化、人々の生活ぶり、その法律に対して人々がどんな風に思っているのか、どんな風に教育されてしまっているのかが、ぎゅっと凝縮されて完成度が高く、評価が高いのは当然だと思えます。

私の印象では、その被っていると言われている部分の「イキガミ」は、比べる必要のないほどの甘い設定です。

なぜなら、あまりにも「国家繁栄維持法」は意味のない法律です。なぜなら、その法によって、人々が受けている恩恵の場面は皆無。それなのに、家族をそれによって失ったものしか、その法に疑問を抱かないと言う、何も描かれないことによって、あまりにも人々が愚鈍に描かれていると言っていいかも知れません。

・・・、アレッ。ちょっと打ってみて気が付きましたが、そこが作者の狙い?

 

携わって、初めて主人公の「逝紙」配達人の青年も疑問を感じ始めるのですね。

 

人は命の重さを人の死によってのみ感じることが出来る―そうでしょうか?
その法があっても、今の時代と変わらない他者の痛みを何も感じないいじめがあったりするのです。
また、路上ミュージシャンだった青年の物語では、その相方だった青年が交通事故にあって、生命の危機を彷徨うシーンがあります。

 

このパラレルワールドでは、何も今の時代と変わっていないのです。病気や事故からの生命の損失の恐怖が存在している世界に、なんで新たなるランダム殺人の恐怖を加えなければならなかったのか、ぜんぜん分かりません。ゆえに、印象的には「生活維持省」とは「違う」と感じたのかもしれません。

だけど、間瀬元朗氏の絵は綺麗で、そんな事どうでもいいやと言う奇妙な説得力があります。漫画ゆえと言う所ですね。

 

私は何かを弁護するものでもなければジャッジするものでもありません。ただ、映画館で「似ている」と思われてしまう・・・ある意味、ある点において既にジャッジされていると考えることも出来るかも知れません。間瀬氏は「生活維持省」を読んだことがなかったそうですが、逆に読んでいたら良かったですね。もう少し設定を練ることもできたし、酷似している部分を無意識に回避することも出来たはずだからです。

映画は好評みたいです。機会があったらいつか見てみたいと思います。

 

星新一公式サイト「イキガミ」について

期間限定「生活維持省」全文 (12月18日までらしいです)

 

 

 

 

 

 

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横浜版フォロー・ミー 

2008-10-08 09:51:20 | 思いつくまま

フォロー・ミー(1972) - goo 映画

 

<なにげに、さりげなく復活します。また、ご贔屓、よろしゅうお願い申し上げます>

 

 昔、テレビで「フォロー・ミー」と言う映画を見ました。そんなに昔ではないかと思っていましたが、30年以上も前の映画なんですね。

その頃人気を博していた「ローズマリーの赤ちゃん」や「華麗なるギャッツビー」のミア・ファローが主演です。あらすじは書くのが面倒なので、goo映画から持ってきてしまいました。

以下あらすじ<いつか見ようと思われる方は最初の数行しか読まないでくださいね。と、適当>

英国の上流階級に属し地位も財産も申し分ない1流会計士チャールズ(マイケル・ジェイスント)には深刻な悩みが1つあった。それは新妻ベリンダ(ミア・ファロー)が、この頃、浮気しているのではないか、という疑いにつきまとわれていたからだ。チャールズは私立探偵のクリストフォルー(トポル)に妻の調査を依頼し、結婚のいきさつを語った。ベリンダが小さなレストランで、料理の名前さえよく覚えていない新米のウエイトレスをしていたこと、そしてそのあどけなさに惹かれて結婚を申し込んだこと。だがカリフォルニアでヒッピーの群れに身を投じたこともある自由人のベリンダにしてみれば、結婚後の彼の仕事一辺倒の生活には息のつまる毎日だった。馴れない社交や、上流人の生活をのがれて、人間らしいささやかな愛と自由を求めて、浜辺で夕陽を眺めたり、サファリ公園でイルカを見ていたり、イーストエンドのパブで踊ったりしていた。クリストフォルーはベリンダの追跡を開始した。彼女は最初のうちは彼を気味悪がっていたが、次第に彼のやさしさと愛情にあふれたまなざしに心ふれあうものを感じるようになった。語ることのない、みつめあうだけの追跡。幾日かの間ですっかり信じあうようになってしまった。10日後クリストフォルーはチャールズに報告をした。彼女にやましいところがない、だが“恋人"がいるかもしれない、と。その報告を受けたチャールズは、ベリンダを怒鳴った。彼女は“家庭には愛が必要なのにこの家にはしきたりだけしかない。"と悲しそうにつぶやき自分の潔白を語った。“ただ、見知らぬ男が、いつも私をつけてきて、いつか心のふれあいを感じるようになったのは事実だが"と。これを聞いたチャールズはクリストフォルーのアパートへ飛びこんだ。ベリンダも後に続き、男の正体が自分の素行を調べていた私立探偵であることを知り、大きく失望した。それ以後、彼女は家に帰ってこなかった。2人は、必死に彼女を捜した。やがてクリストフォルーが彼女をみつけたのは、かつて2人が黙って歩いた熱帯植物園だった。クリストフォルーは2人がうまくいけるように案をさずけた。語らずに互いにみつめあい、1定の距離をおいていつも一緒にを。ある晴れた日、テムズ河の遊覧船には、クリストフォルーの白いレインコートを着て、少し離れたところからベリンダをみつめているチャールズの姿があった。

 

なかなか素敵なお話なんですね。

特に探偵と新妻ベリンダの、無言で距離を置いての街のお散歩が印象深いのです。詳しいことは忘れてしまったのですが、例えば、探偵が視線で街の名前を指すと「salt」、少し歩くと「Pepper」みたいな楽しさがあったのです。

その時私は、ささやかな事にも「ああ~、素敵だなあ。」と思えることの大切さをしみじみ思いました。

 

 またその時、「それなら、私にもちょっと自慢したい横浜のそんなところがある。」と思いました。観光地でもなんでもないところなので、ただ横浜に訪れるだけでは、知ることもない事なのですが・・・。

 

 子供の頃、頻繁に県立青少年センターと言う所に遊びに行きました。

今は無くなってしまいましたが、昔そこには科学的展示、プラネタリウム、ミニ図書館があったからです。そこに行くには、「紅葉坂」と言う所でバスを降ります。

そこに近づいてくる二つ前、バスの案内が告げるのです。

「次は~、『花咲橋』。」

そして、

「次は~『雪見橋』。」

そして、次の「紅葉坂」で降りるのです。ついでですがその次は「桜木町」です。

―それがどうしたの?
と、ここでそれを言われたら、もうこの話はお仕舞いです。

しつこく繰り返してしまいますが、花咲橋ー雪見橋ー紅葉坂ー桜木町って素敵な名前だと思いませんか。

 

ついでなのでもう少し言うと、紅葉坂を登って下って少し行くと「藤棚」です。

 

また、昔話題を誘ったアザラシの玉ちゃんは、しばらく横浜の川にいました。その川の名前は「帷子川」、かたびら川と呼びます。その沿線にある駅の名前には「星川」なんて所があります。この地名の由来は分かりませんが(調べていないので)、命名していった人には、きっと詩心があったのかもしれません。

 

で、やっぱり
「だから、それがどうしたの?」
と、言われたら、私はちょっと困ります。

それだけのお話です。

 

 だけど、こんな風にささやかなものにも「素敵だな。面白いな。」と感じる心を失いたくないものだと思います。

 

オマケの映像です。

   

 

 帷子川の川沿いにあった警察の掲示板。
なかなか遊び心があると思いませんか?
   

    

 

 


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「容疑者Xの献身」「アイアンマン」「最後の初恋」

2008-10-06 14:14:52 | 映画

映画ブログ「近未来二番館」のお知らせです。

 一つ前の記事で、こちらのブログは10日ほどお休みしますとお知らせさせていただきましたが、別に何処かに行っている訳ではありません(行きたいけれど)。ネット依存かなと自省して、パソコンを閉じていると言うわけではありません。掃除と仕事と映画とブログの日々、&主婦業、母業頑張りたいなと思う日々、さらに&グータラゴロゴロしたい日々。どうして一日は24時間しかないのでしょうね。

 

 映画ブログで映画の感想は書きましたので、よろしかったら来てくださいね。

ラブストーリーのようですが、なんだかそれだけじゃなかったなぁ。
最後の初恋」の感想はこちら→ココ

テレビで「ハウルの動く城」を、また見ました。最初に見たときと、思ったことがぜんぜん違かったので、また書きました。→ココ

土曜日は「ガリレオ」尽くしでした。ドラマのスペシャル版「ガリレオΦエピソードゼロ」はいかにもテレビの「ガリレオ」。軽妙で軽快、楽しめました。若き日の「ガリレオ」もイメージにあっていて良かったですね。いろいろなところで映画とリンクしていて楽しかったです。視聴率も20,8%。我が家も貢献していました。

だけど、映画のガリレオ、「容疑者Ⅹの献身」はシリアスで重い人間ドラマでした。
その感想はこちら→ココ

 

アメコミ映画はテレビでいいやと思っていた私を変えたのは「ダークナイト」でしたが、そんな考えは捨てておいて良かったかな。

アイアンマン」は楽しめました。
その感想はこちら→ココ

 

 

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