果実が黄色くなる「キミノセンリョウ」(黄実の千両)です。
7号深鉢植えで、樹高70cm余りです。
6月末の花、赤実種と同じく、
花弁が無く、緑色のメシベの側面に黄色いオシベが着いています。
8月初めの小さな緑果、
10月末、果実が黄色に変わり始め、
11月上旬、ほぼ黄色になりました。
11月20日の黄色い果実、
11月下旬です。
「千両」(センリョウ)はセンリョウ科の常緑低木で、
関東以西の常緑樹林下に自生します。
鉢植えで樹高60cm程、秋から冬にかけて赤い実を着け、
実が葉の上に生るので目立ちます。(万両の実は葉の下に着きます。)
6月末の花は特異な形で、花弁が無く、花軸に緑色のメシベが付き、
側面に黄色いオシベが直接出る変った姿です。
8月上旬、花後の小さな緑実です。
秋10月下旬の実、
一部に黄色を帯びた実も出て、
11月上旬には、赤い実になります。
11月20日、
11月下旬の実付き姿です。
黄色い実を着けるセンリョウもあるので b キミノセンリョウで、
万両の園芸種「白鵬」(ハクホウ)は、
斑入り葉の白実種です。
8月上旬の蕾から、
8月下旬に開花し、
9月下旬の緑実です。
10月下旬、一部の果実が白実に変わり、
12月下旬の白実です。
万両の砂子覆輪系園芸種、「千鳥」(チドリ)です。
葉は長めで照り葉、縁は波打っています。
鉢植えで、樹高80cm余りです。
8月上旬の花、
8月中旬、花後に緑の果実が、
8月下旬、果実が生育し、
その3日後、
12月中旬、赤熟した果実です。
「万両」(マンリョウ)は名前がめでたいので、
正月の縁起物として鉢植えにされます。
関東以西に分布し、江戸時代に葉の変異個体が選別され、
多様な品種群が形成された古典園芸植物の1つです。
斑入り葉などの変化がない普通種を、
町内の保育園で育てたポット苗を
園児たちにいただいたのが栽培の初めでした。
8月上旬の白花、
8月中旬、
9月下旬の緑実、
10月下旬、樹高80cm程です。
11月下旬、赤熟した果実、冬の間、長く着いたままです。
こぼれ種で育った、自家実生の鉢植えも30数cmに育ちました。
8月中旬の花、
12月中旬の赤い実、
斑入り葉や白実などの園芸品種は 次の b 以降で、