Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

鉢植えの食虫植物(4)「サラセニア・ドラモンディ」

2023-08-27 | 食虫植物

サラセニア」は北米原産の食虫植物で、
筒状の補虫葉を持ち、変った花を咲かせます。
 
生きミズゴケで植えた3種のうち、今年開花したのは1鉢だけで、
「ドラモンディ」(またはレウコフィラ)という大型品種です。
 
5月下旬に咲いた赤花は、
長く伸びた花茎の先に1個だけ着きます。
 

 
ガクが5枚、花弁の基部に平に広がり、
5枚の花弁は、メシベの柱頭の間に位置して下向きに長き垂れます。
多数のオシベは花弁の内側に収まります。
メシベは1個で、
先端が5つに分かれて雨傘のように大きく反り返ります。
 

 
花弁とオシベを落とした7月中旬の花、
 

 
葉は50~80cmに伸びて、筒状の補虫葉となります。
 

 
先端部には網目模様が出来ます。
筒の中は下無向きに毛が生えていて、下部に水を蓄えています。
中に入った虫は出ることが出来ません。
 

 

 
8月中旬の筒状葉と花、ガクの下に果実が出来ています。 
 

 

 

 
今朝、子房を開いてみると、中に種子が出来ていました。
 

 
「フラバ」と「プルプレア」は葉だけで、今年は花が咲きません。

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鉢植えの食虫植物(3)「アフリカ長葉モウセンゴケ」白花

2023-08-05 | 食虫植物

アフリカ長葉モウセンゴケ白花種です。
 

 
 
6月10日、異常な暑さの中で咲き始めましたが、
 

 

 

 
南向きの玄関前はコンクリートの照り返しもあって、
暑さと乾燥で、花弁が開き切らないで萎んでしまい、
たくさんの蕾を着けたのに、今年は綺麗に咲けずに終わりました。
 
画像が少ないので、補虫の過去画像を参考に、
 

 

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鉢植えの食虫植物(2)「アフリカ長葉モウセンゴケ」紅花

2023-08-04 | 食虫植物

アフリカ長葉モウセンゴケ」は、
南アフリカ原産のDrosera Capensisで、熱帯性のモウセンゴケです。
細長い葉を多数伸ばし、葉には細い腺毛から粘液を出して補虫します。
小鉢にミズゴケで植え、冬は納屋に置きます。
 

 
 
6月中旬から咲き始めました。
 

 
7月上旬です。
 

 

 
その4日後、桃紅色の花は、径2cm程です。
 

 

 
花は、花茎の片方だけに生じ、
下から順に開花し、蕾の部分は下を向きます。 
 

 

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鉢植えの食虫植物(1)「ハエトリソウ」の花

2023-07-15 | 食虫植物

食虫植物の「ハエトリソウ」は、北アメリカの温帯湿地に自生し、
葉をロゼット状に出し、虫が触れると棘を付けた葉を素早く閉じて、
獲物を捕食します。
 
小鉢にミズゴケで栽培し、6月に白花を咲かせました。
 

 
 
5月中旬、蕾を着けた花茎を2本、長く伸ばしてきました。
 

 
6月10日、花が開いてきました。
 

 
その時の葉、2枚貝のような形で、周辺に棘が並びます。
 

 
1枚の葉が虫を捕えていました。
 

 
その1週間後、6月中旬の花です。
 

 
花後の7月上旬、真夏のような高温の中で、
実を結ばずに、花茎先が枯れこんだようです。
 

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ヨツマタモウセンゴケの花

2022-09-24 | 食虫植物

ヨツマタモウセンゴケ」は、別名がドラセラ・ビナタで、
オーストラリア・ニュージーランドに分布します。
和名は葉がたくさん分枝する茎葉の姿から、
大型になるモウセンゴケです。
 
生きたミズゴケで鉢植えし、
毎年夏に白い5弁花を咲かせてきました。

 

 
 
7月下旬、自宅西側のブロック塀脇の山草棚で、
花茎を50cmほど伸ばして、
頂に10数個の白花を、下から順に咲かせています。
 

 

 
8月上旬の花、玄関前に移して、 
 

 

 
8月中旬、若い葉が、先を4本に分けて伸ばしてきます。
 
 
 

 
8月下旬の花、 
 

 

 
9月上旬、 
 

 

 
9月中旬 
 

 
 
 
9月下旬、まだ名残り花が咲いています。
一昨日の玄関前で、真ん中に元の鉢が埋まっていますが、
生きた水苔で植えっ放しなので50cm程のマットになっています。
 
長く伸びきった茎葉は下に垂れ、若い葉が上に伸びています。
花茎は30~50cmほど伸びて花を着けましたが、
長い花茎は、左に倒れて終い花を咲かせています。
 
 
 
粘毛で虫を捕えたこの葉は、7又に分かれています。
 

 

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