Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

庭で繫殖するアマガエル(1)親ガエル、産卵から孵化へ

2024-03-04 | アマガエル

ニホンアマガエル」(日本雨蛙)は、両生類のアマガエル科で、
日本・朝鮮・中国東部に分布します。
 
体長2.5~4.5cm程で、メスの方が大きいです。
体色は腹側が白色で、背中側が黄緑色だが、
背中側は保護色で、環境により灰褐色などに変えることが出来ます。
小さな昆虫やクモ類を捕食しています。
冬は地中で冬眠しています。
 
前足に4本、後足に5本の指先には丸い吸盤があり、
樹上生活に適応しています。
下 画像は、リンゴの樹に登って休んでいます。
 

 
 
繁殖期は春~初夏で、集団で大合唱となります。
鳴くのは全てオスで、喉に鳴嚢(めいのう)という袋があり、
声帯で出した声を共鳴させて大声を生み出しています。
 

 
オスはメスの背中に抱きついて抱接し、
貯水容器や睡蓮鉢などの水中で夜間に産卵します。
 

 

 

 
 
 
睡蓮鉢に産卵した卵を、鉢受け皿に掬い取って観察します。
5月中旬の例です。 
産卵翌日午後の受精卵は、寒天質のひもで数個ずつつながっています。
 

 
2日目、細胞分裂して孵化するまでの時間は
水温によって変わります。
 

 
3日目、 
  

 
4日目、
 

 
5日目、孵化した小さなオタマジャクシです。
始めはジッとしていますが、動き出したら睡蓮鉢などに移します。
 

 
続きは(2)で、

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする