Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

空き地の「ムシトリナデシコ」

2024-06-30 | 帰化植物

ムシトリナデシコ」(虫取り撫子)はナデシコ科の越年草です。
ヨーロッパ原産で、江戸時代に観賞用に移入され、
野生化した帰化植物です。

 
30~60cmの茎上部に、花径1cm程の濃いピンクの5弁花が咲き、
花の下方の茎に、茶色く粘液を分泌する部分があります。
 

 
柴犬と散歩していた頃、道路脇に咲いていたので、
種を採取し庭の通路脇に蒔きました。
多年草ではないので、年々自然実生で移動し、いつの間にか消えました。
 
近くの住宅跡地を、果樹と菜園に利用していますが、
その菜園脇で隣家との境界に毎年開花しています。
 
6月下旬の画像です。
 

 

 

 

 

 
花は現在も、名残り花が咲いています。
 
蟻が粘着した部分をアップして見ます。
 

 

 
虫が付着しても、栄養として吸収することは無く食虫植物ではありません。
授粉の手助けにならないものを、花から遠ざけるためでしょうか。
 

コメント
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