山上憶良が万葉集で詠んだ「秋の七草」、
7番目の「朝貌の花」は、「桔梗」(ききょう)とされています。
山野の日当たり良い所に育つ、キキョウ科の多年草ですが、
野生は絶滅危惧種で、青紫色の星形の花を咲かせます。
園芸種には、白・桃色・二重咲きなどもあります。
庭の南西、サルスベリの樹下で、
夏から秋にかけて咲いていました。
7月上旬の咲き始めです。
7月下旬、
8月中旬の花です。
桃色花も混植してあり、7月上旬、蕾から開花へ、
花弁がつながった風船のような蕾から、
「baloon flower」の英名を持ちます。
7月中旬の花、以後9月まで咲いていました。
周りには黄金オニユリや、ヤブカンゾウも咲き、
女郎花はその陰で葉だけ展開しました。
容器のプランターが半割れ状態の中で、
7月中旬から8月上旬に咲いていた2種です。
基本種の青紫花、
白花種です。
桔梗の根は太く、生薬としても利用されます。
(二重咲き種もあったのですが、消失しました。)
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