シオカラトンボ以外で、庭にやってきたたトンボたちです。
(大きなオニヤンマも、一度見ましたが写真は取れません。)
左はカワトンボ科の「ハグロトンボ」です。 60mmほどの体長
で羽の動きが独特です。
夏の自宅北側で、優雅に飛ぶのを見かけます。
次はイトトンボの仲間です。 左2枚が初夏から初秋にかけて、
毎年見られるのが「アオイトトンボ」で、昨夏は軒下のナンテン
の木の裏をねぐらとして常駐していました。
3枚目は「モノサシトンボ」で、4枚目が不明種 ですが、羽化して間もない感じです。
下はアカトンボの仲間です。左2枚が「アキアカネ」で、山地で夏を過ごして秋に低地
に降り、庭にも飛来して秋を告げます。カメラを構えるわたしの肩や手にも止まります。
アキアカネに混じって、3枚目が「ノシメトンボ」、4枚目は「マユタテアカネ」のメスです。
庭の池には毎年自家繁殖した金魚が入っていますが、澄んだ水の春先はアオサギ
が金魚を食べにやってくるので、キュウリネット を張っています。
池の水は毎日、鉢植えや庭木、菜園の水やりに使い 、水道水を補充します。
濾過器は使わず、夏場は藻が繁殖して緑水ですが金魚は元気で稚魚が育っています。
オオシオカラトンボのメスが、池に産卵
しました。
左は網の下に入り、水面上を水平飛行し
ながら産卵場所を定めます。
下は、素早い上下運動で尾部を水中に
入れて産卵し、飛び上がって垂直姿勢の
ままホバリングしてすぐに尾を水中に突き込んで産卵することを繰り返します。
残念ながらコンクリート池の底には土砂も無く、金魚の親子がたくさん居るので、
卵が孵化してヤゴが育つのは無理でした。