ヒメリュウキンカは、ヨーロッパからシベリアにかけて、山野の湿った場所に自生する
キンポウゲ科の多年草です。 (日本に自生するリュウキンカとは属が違います)
地下に塊根を持ち、夏は地上部が枯れて休眠し、冬にロゼット状に葉を展開ます。
基本種は黄色の一重咲きですが、園芸品種にさまざまな花形があります。
今年咲いているのはこの 白花種 だけで、
3月26日、10cm程の花茎を伸ばして、クリーム色の花を開きました。
3月27日、花数が増えて来ました。
クローズアップして見ますと、咲き始めは黄色味が強く、
時間の経過と共に白色に変わってきます。
次々と花茎を伸ばし、3月31日の姿です。
4月2日、初めに咲いた花は終わって、新花と交代し、これからも咲き続けます。
蜜や花粉を食べに昆虫もやってきます。
信濃川右岸堤防を、長岡大橋から水道公園までの早朝ウォーキングです。
旧中島浄水場跡地が水道公園として整備されています。
水道配水塔は昭和2年に完成し、水道タンク の愛称で親しまれて来ました。
長岡の水道発祥の地 として、ポンプ塔や取水塔などの歴史的建造物を保存しながら、
憩いの場として整備してあります。
(水道タンク・ポンプ室棟などは国の登録有形文化財です)
河にはマガモ の群れが多く、
3月31日、中洲の斜面にはカルガモ の群れが朝日を浴びていました。
川の淵で、アオサギ が寒そうに立っています。 餌になる魚たちがまだ出てこない?。
河川敷や中洲の樹木に新芽 が芽生え、堤防の斜面にはツクシ が春を告げています。
ホオジロ のオスが、ひたすら囀っています。 春が来たんですね!
ムクドリ も、カラス も、マガモ も、右端はカシラダカ ?も、 集団生活で耐えた冬から
ペアを組んでの繁殖の季節に移ろうとしています。
「花園」は、原種福寿草の実生から生まれた八重咲き品種です。
1芽株の鉢植えが、年々芽数を殖やし豪華に咲きました。
3月9日、茶色の花蕾をつけた茎を伸ばして来ます。
3月15日、黄色い花弁を次々と開いて来ました。
3月17日、茎葉と花弁を伸ばしながら、花茎4cmを超える大輪となります。
花の中心部には、緑色の小さな花弁が詰まっています。
3月28日、花の重さで花茎が垂れ下がってくるので、株の周りに石を並べて支えました。
花弁数が多く、盛り上がるように咲いて、千重咲きとも言います。
最初開いた花は極大輪で、中心に緑色が残りますが、後から上がって来た花は花径
4cm弱と小ぶりですが、中心まで黄色です。
今日の雨で、花弁の多くが散り落ちました。
カタクリ は30数年前、ふるさと魚沼の実家の近くで採集したものです。
鉢植で増殖したので、庭にも植えてありますが、鉢植えの方が先に開花しました。
3月17日、芽が出るときに、開花球は花芽を包んで伸び出します。
3月21日、花茎の基部に2枚葉を広げます。 1枚葉では花が咲きません。
26日、1花が開き始めました。
翌27日、2花共に開花しました。
下向きに咲く花を下から覗いて見ます。
花弁の基部には濃い紫の紋様が入り、暗紫色の雄しべは長短3本ずつあります。
28日、陽が当たると花弁が開いて反り返り、曇雨天では閉じたままです。
3月31日、そろそろ花が終わります。
この後、葉が枯れるまでの短期間に球根(正しくは鱗茎)に栄養を蓄えます。
節分草などと共に、代表的なスプリング・エフェメラル (春の妖精)ですね!