「夢」という品種は、一重小輪の早咲きのツバキで、3月下旬に開花しました。
6弁花で、桃色と白色の花弁が交互に並んでいます。
蕾は白く、開き始めると内側の花弁が桃色です。
サザンカのような花形ですが、、花芯の筒状の雄しべが椿の形です。
コシノコバイモ は、北陸地方を中心として山林に自生するユリ科の多年草です。
生まれ育った魚沼の実家近くの林野から、カタクリ・春蘭と一緒に持ち帰り、
長岡の市街地で鉢植にして30数年経ました。
近年は植え替えもしないのに、殖えも減りもせずに、毎年開花しています。
3月17日、長さ10cmに満たない茎先に、釣鐘形の花を一輪下向きに吊り下げました。
花弁は6枚で、緑色を帯びた白色で、内側に紫の紋様が有り、縁に刺状の突起があります。
下は3月28日の草姿で、草丈が伸びて13cm位になりました。
花の内側をのぞいて見ました。 雌しべ、雄しべと、紫の紋様です。
2月28日、3月5日、17日、28日の 1ヶ月間の成長記録です。
大きな1枚葉は花が咲きません。 草丈数cmで花を吊り下げ、茎を伸ばしながら、
後から発芽したものが花を加えていきます。
現在は多くの花が散り、間も無く茎葉も枯れて、地下の球根だけ残して永い眠りに入り
ます。 春の妖精ですから・・・・。