フキ(蕗)はキク科の多年草で、日本原産です。
葉より先に花茎が伸び出し、フキノトウ(蕗の薹)が出来、
開花前の蕾の状態で採取します。
少量ですが、天ぷらとフキ味噌にして(画像無し)、
春の苦味と香りを味わいました。
近くの空き地(住宅跡地)を、菜園と果樹地に利用しています。
甘柿、渋柿、イチジク、ブルーベリーの樹下で、
フキとミョウガが繁茂します。
3月上旬、雪解けと同時にフキノトウが顔を出します。
4日後、再度確認したら、
自宅の北側の果樹(ブルーベリー、アケビ、サネカズラ)下でも、
少し遅れて蕾が出たのですが、
3月下旬、気付いた時にはすでに遅く、開花していました。
上は、改築の時に業者が入れた山土から芽生えた野生種、
下は、隣家で、一部塀の無いとことから侵入してきた栽培種です。
夏にかけて伸びる葉柄も、野菜として利用します。
洋ランのシンビジュームと、東洋ランの春蘭との交配種を、
和蘭として、「オリエンタルエルフ・レモンエース」の名で、
種苗会社が売り出したものです。
葉長30cm前後、
20cm程の花茎の先に、花径7cm程の清楚な花を咲かせます。
春~秋は屋外で、冬は無加温の納屋に置きます。
3月上旬、玄関に移して晴天には日に当て、開花しました。
その時、もう1芽はまだ蕾でした。
2日後の花、
3月中旬、
3月下旬、花の終わりです。
もう1芽は、蕾を虫か鳥に食害されて開花せずに枯れました。
「発心桜」(ホッシンザクラ)は、桃色八重咲きの中輪花です。
桜のような花びらで、獅子咲きの特徴があります。
発心は仏語から、思い立つこと決心することの意です。
2月初め、蕾が開きかけましたが、
2月上旬、花弁が開き切りません。
2月中旬、花弁が傷んで花を終えました。
3月中旬の花です。
その4日後、
3月下旬です。
参考に、昨年の3月下旬の花です。
雪割草は、キンポウゲ科のミスミソウ・スハマソウの別名で、
早春に咲き、春を告げる草花です。
(地方によって、イチリンソウ、ニリンソウ、アズマイチゲ、
ショウジョウバカマなどを雪割草と呼びます。)
新潟県を中心とする日本海側に分布するオオミスミソウは、
変異の幅が広く様々な色形が楽しめ、新潟県の草花とされました。
オシベ・メシベとも正常な状態の花を標準花とし、
花色が濃い紅花種です。
3月上旬、初めの1輪が開花しました。
6枚の花弁に見えるのはガクが変化したもので、
花の背後にあるガクのようなものは苞(ホウ)です。
翌日、2輪目も開き始め、
4月中旬の花です。
その3日後、小鉢植えで、3輪が開花です。
初めに咲いた花は、花色が薄れてきました。
更に4日後の、3輪目の花です。
(カタカナ表記のユキワリソウは、
サクラソウ科の高山植物で別種です。)
「豊麗」(ホウレイ)は、一重咲きの小輪花で、
白地に紫紅色のボカシが入る花です。
12月初めの蕾から、
開花しました。
12月上旬の花、
花の終盤です。
蕾を残しながら越年し、寒さで開花出来ず、
2月下旬、この状態で落蕾、
最後の蕾も落ちて、シーズンを終えました。
本来は11~12月の早咲きタイプでした。