小児科医として、診察室に来るお母さん方をみると、
そして、子育て広場で集うお母さん方をみると、
結構、お母様ご自身を抑えて、
子育てに苦労されているのが、
推察されることが多々あります。
生まれて間もない赤ちゃんが、
「ちょっと吐くけど、大丈夫か。」と来院したとする。
お母さんは、心配になるけど、
核家族で、まわりに相談できる人もなく、
父親は、昼は仕事で出かけ、
マンションの一室で赤ちゃんと向かうのは、自分だけ。
一人で、問題を背負い込んでしまっている気になってしまう。
小児科医として、
診断をきちんと伝え、経過を伝え、
対処法を伝える。
医学的診断と治療をのべることはできる。
それだけでは、お母さんの笑顔は、
もどらない。
病気の赤ちゃんをみることで精一杯。
お母さんは、自分に無理している。
どうお母さんに笑顔をとりもどさせるか。
病気が快方に向かう傾向が見れた時に、
病気のことは、もう大丈夫と、
全ての不安をふっとばすように、
断言してみたりする。
どうお母さんに笑顔をとりもどさせるか。
快方に向かう赤ちゃんと
会話してみる。
顔を近づけると、
何だこの顔はと思うのか、
赤ちゃんが笑う。
(逆効果で、
大泣きすることもあるので
注意が必要)
笑った赤ちゃんをみながら、
診察室で、お母さんと一緒に笑う。
2-3歳は、大暴れするのが普通。
その大暴れが、自分のしつけのせいかと、
背負い込んでいるお母さんもいる。
たいていのお母さんが子育てを
ひとりで背負い込んでいる。
開業医でしていることは、
こどもの病気を治すこと。
それは、当然だけど、
その奥にある、親御さんを、
家族を、
診なくてはならないと思っている。
あすなろ通信で
お母さん方に情報発信したり、
子育て広場での企画をするときに、
ぜひ、お母さんが、息抜きできるように、
お母さんが、元気がでるように、
と考えている。
子育て支援の視点で、
大切なこと。
『子どもは宝』と言いながら、
その子育てをしている、
『お母さんも宝』という視点。
(お母さんも宝という表現は、
『子育てハッピー アドバイス』
明橋大二先生 著 から引用いたしました。)
文責:小坂和輝
そして、子育て広場で集うお母さん方をみると、
結構、お母様ご自身を抑えて、
子育てに苦労されているのが、
推察されることが多々あります。
生まれて間もない赤ちゃんが、
「ちょっと吐くけど、大丈夫か。」と来院したとする。
お母さんは、心配になるけど、
核家族で、まわりに相談できる人もなく、
父親は、昼は仕事で出かけ、
マンションの一室で赤ちゃんと向かうのは、自分だけ。
一人で、問題を背負い込んでしまっている気になってしまう。
小児科医として、
診断をきちんと伝え、経過を伝え、
対処法を伝える。
医学的診断と治療をのべることはできる。
それだけでは、お母さんの笑顔は、
もどらない。
病気の赤ちゃんをみることで精一杯。
お母さんは、自分に無理している。
どうお母さんに笑顔をとりもどさせるか。
病気が快方に向かう傾向が見れた時に、
病気のことは、もう大丈夫と、
全ての不安をふっとばすように、
断言してみたりする。
どうお母さんに笑顔をとりもどさせるか。
快方に向かう赤ちゃんと
会話してみる。
顔を近づけると、
何だこの顔はと思うのか、
赤ちゃんが笑う。
(逆効果で、
大泣きすることもあるので
注意が必要)
笑った赤ちゃんをみながら、
診察室で、お母さんと一緒に笑う。
2-3歳は、大暴れするのが普通。
その大暴れが、自分のしつけのせいかと、
背負い込んでいるお母さんもいる。
たいていのお母さんが子育てを
ひとりで背負い込んでいる。
開業医でしていることは、
こどもの病気を治すこと。
それは、当然だけど、
その奥にある、親御さんを、
家族を、
診なくてはならないと思っている。
あすなろ通信で
お母さん方に情報発信したり、
子育て広場での企画をするときに、
ぜひ、お母さんが、息抜きできるように、
お母さんが、元気がでるように、
と考えている。
子育て支援の視点で、
大切なこと。
『子どもは宝』と言いながら、
その子育てをしている、
『お母さんも宝』という視点。
(お母さんも宝という表現は、
『子育てハッピー アドバイス』
明橋大二先生 著 から引用いたしました。)
文責:小坂和輝