築地市場の移転問題では、多くの疑問点が見出されています。
土壌汚染があるとわかっておきながら、汚染がないものとしての価格で豊洲6丁目東京ガス工場跡地を東京都は、土地購入し、また新たに土地購入をしようとしています。
かつて土地購入をした分には、土壌汚染があるためにその汚染処理に余計にかかった公金支出金の返還を求め、
これから土地購入の分には、公金支出金の差し止めを求める裁判がなされています。
本日6/20、それぞれの第5回、第2回の裁判が、併合されて東京地方裁判所でなされます。
東京都が、都民に約束したにもかかわらず、いっこうに行おうとしない都民とのリスクコミュニケーションの場を、法廷という場を用いて行われることにも、これら裁判の意義があると考えています。
「法はひとを守るために存在する」私の命題のひとつです。
この裁判のゆくえを信じています。
******ご参考******
築地関連裁判の今後のスケジュール
1 コアサンプル廃棄差止請求事件(平成21年(ワ)第28357号,平成21年(ワ)第43599号)
次回期日:2011年6月30日(木) 午後1時30分~。
東京地方裁判所610号法廷 第11回口頭弁論期日。
※法廷終了後に弁護士会館に移動して報告集会を開催予定
次々回期日:2011年9月7日(水) 午後1時30分~。
東京地方裁判所610号法廷
2 公金支出金返還請求事件(平成22年(行ウ)第281号)
3 公金支出金差止請求事件(平成23年(行ウ)第90号)
→同一期日において審理されます。
期日:2011年6月20日(月) 午前10時15分~。
東京地方裁判所民事522号法廷
2 公金支出金返還請求事件は第5回口頭弁論期日
3 公金支出金差止請求事件は第2回口頭弁論期日
※法廷終了後に弁護士会館に移動して報告集会を開催予定
次回期日は未定。
以上、