「都心にふさわしい都市環境と基盤づくり」
名橋「日本橋」上空の首都高速道路撤去および8,000千円
日本橋川再生に向けたまちづくり
名橋「日本橋」上空の首都高速道路の撤去実現および日本橋川河岸街区のオープンスペース化に向けた取組を進めていく。
まちづくり支援用施設の整備55,884千円
築地場外市場地区における慢性的な駐車場不足を解消するため、築地川東支川を利用して駐車場等の整備を行う。
充実 街路環境(シンボルロード)の整備《再掲32頁》125,261千円
広幅員の道路をうるおいのある地域のシンボル空間として整備する。
* 東日本橋2丁目16番先~東日本橋3丁目12番先
(歩道拡幅,カラー舗装,デザイン灯,植栽)
充実 駐輪場の整備《再掲42頁》5,284千円
* 清杉通り駐輪場(仮称) 平置き式 70台(予定)
* 人形町二丁目駐輪場(仮称) 機械式 204台(予定)
充実 江戸バス(コミュニティバス)の運行102,894千円
地域内・地域間を結ぶ公共交通を補完し、区内交通不便エリアの解消と公共施設の利便性向上を図るため、江戸バスを運行する。
また、「中央区地域公共交通会議(仮称)」を設置し、区民ニーズとの適合や事業収支を踏まえた改善点など、運行システム全般を一定期間の運行実績をもとに検証する。
* 概 要
・ 運 賃 100円(未就学児のみ無料)
・ 運行間隔 20分(区役所発 毎時00分,20分,40分)
・ 運行時間 月曜日~土曜日 午前7時~午後6時40分(区役所発)
日曜日・祝日 午前8時~午後6時40分(区役所発)
・ 運行系統 北循環(八重洲・日本橋方面)
南循環(月島・勝どき・晴海方面)
充実 電線共同溝の整備206,417千円
安全かつ円滑な道路交通の確保、都市景観の向上、都市災害の防止および情報通信ネットワークの信頼性の向上等の観点から、電線類の地中化を推進する。
* 日本橋室町4丁目・日本橋本町4丁目地区
引込・連系管設計委託,電線共同溝整備工事
* 日本橋本石町4丁目地区 詳細設計,試掘調査
* 築地6丁目・7丁目(南)地区 予備設計
* 日本橋本町2丁目地区 予備設計
* 日本橋茅場町・八丁堀地区 試掘調査
新たな歩行者専用橋の整備50千円
晴海通り(黎明橋およびトリトンブリッジ周辺)における歩行者の集中を緩和するとともに、朝潮運河沿いの行き止まりを解消するため、歩行者専用橋を設置する。
なお、平成22年度は、運河周辺の歩行環境整備の方向性もあわせ、地元の合意形成を図る。
西仲橋の架替え432千円
地震時における避難経路の確保や区民等の安全確保を図るため、西仲橋の架替えを行う。
なお、平成22年度は、企業者による西仲橋から仮橋へ添架管の切り回し工事が行われるため、区は工事期間中の仮橋の維持管理を行う。
「快適な住環境の実現」
新規 地上デジタルテレビ放送への移行対策61,666千円
1) 「デジアナ変換機」の導入の促進53,280千円
平成23年7月24日に実施される地上デジタル放送への完全移行後も、引き続きアナログテレビでの受信を可能にするため、ケーブルテレビ事業者に対し、デジタル波をアナログ波に変換する「デジアナ変換機」の導入経費の一部を助成する。
* 助成内容 導入経費の2/3(限度額26,640千円)
2) 「相談ダイヤル」の設置8,386千円
地上デジタル放送移行の対応方法など区民からのテレビに関する相談にきめ細かく対応するため、区およびケーブルテレビ事業者に「相談ダイヤル」を設置する。
まちづくり支援事業(コミュニティ・ファンド) 795,384千円
区内の市街地整備とコミュニティの維持・活性化を推進するため、大規模開発事業者が負担する開発協力金を原資として、事業区域内の区民の居住継続や地域環境整備活動等の支援を行う。
充実 市街地再開発事業助成3,374,642千円
1) 晴海三丁目西地区330,000千円
住宅 約2,500戸・事務所・宿泊施設 完成予定 平成25年10月
2) 勝どき駅前地区1,427,842千円
住宅 712戸・店舗・事務所・公益施設 完成予定 平成22年11月
3) 新川二丁目地区476,400千円
住宅 36戸・事務所 完成予定 平成23年12月
4) 湊二丁目東地区115,000千円
住宅 約370戸・店舗 完成予定 平成28年8月
5) 月島一丁目3・4・5番地区426,200千円
住宅 約750戸・店舗・事務所・病院 完成予定 平成27年3月
6) 京橋二丁目西地区442,000千円
住宅 約10戸・店舗・事務所・公益施設 完成予定 平成27年8月
7) 勝どき五丁目地区157,200千円
住宅 約1,320戸・店舗・公益施設 完成予定 平成27年3月
都市再生土地区画整理事業助成10,000千円
公共施設の整備改善と宅地利用の増進を図り、合理的かつ健全な土地利用を促進することにより、防災性の向上、土地の有効高度利用等を推進する。
* 湊二丁目東地区土地区画整理事業 地区面積 約18,000㎡
新規 分譲マンション管理組合支援システム(仮称)構築に対する補助24,338千円
分譲マンション管理組合の業務を支援するとともに、マンション居住者間の情報交換や町会・自治会からの情報提供等を通じてコミュニティの育成と振興を支援するインターネットを利用したシステムを、財団法人中央区都市整備公社が構築するにあたり、区が経費を補助する。
「良好な都心コミュニティの創出」
新規 浜町集会施設「浜町メモリアル」の管理運営46,569千円
葬儀はもとより、集会、会議など、区民の交流やコミュニティの場として多目的に利用できる施設として開設する。
* 所 在 地 日本橋浜町2丁目59番48号
* 延 面 積 1,925.8㎡
* 構造規模 鉄筋コンクリート造 地下1階地上4階
* 開設予定 平成22年4月
* 開館時間 午前9時~午後9時
* 休 館 日 1月1日・2日,館内整理日
コミュニティふれあい銭湯46,199千円
世代間の交流や在住者・在勤者のふれあいを通じてコミュニティ意識の高揚を図るため、区内10浴場を開放する。
* 開 設 日 毎月第2・4金曜日(年24回)
* 入浴料金 1人1回100円(敬老入浴証持参者と小学生以下は無料)
充実 町会等活性化支援情報誌の発行1,659千円
町会・自治会活動の活性化と未加入者の加入促進を目的に発行している「こんにちは町会です」の発行回数を年1回から2回に拡充する。
* 規 格 A4版,カラー,4頁
* 発行部数 各67,000部
充実 地域の盆おどりに対する助成14,800千円
町会等が実施する盆おどり大会に対し、実施に要する経費の一部を助成し、区民のふるさと意識の高揚と地域の活性化を図る。
* 助成限度額 1,000世帯未満の町会等 20万円
1,000~2,999世帯の町会等 20万円→30万円へ引上げ
3,000世帯以上の町会等 20万円→40万円へ引上げ
4,000世帯以上は、1,000世帯増えるごとに5万円増額する。
町会・自治会加入事業所に対する- 千円
商工業融資における優遇利率の適用《再掲26頁》
町会・自治会加入事業所に対して、商工業融資における優遇利率を適用する。
新規 青年リーダーの育成1,096千円
本区で実施している少年リーダー養成研修会の修了者および新成人のつどい実行委員会の経験者を組織化し、定例会等で活動の推進を協議しながら、地域活動への参加を積極的に推進していくとともに、研修会を通してスキルアップを図るなど、幅広い活動を支援する。
* 体 制 少年リーダー養成研修会OB会 30人
新成人のつどい実行委員会OB会 20人
* 実施回数 定例会 年6回 研修会 年1回
新規 外国人区民支援施策の推進4,706千円
外国人区民とのコミュニケーションが円滑にとれるよう区役所内に英語による通訳・翻訳窓口を設置(週3日程度)し、外国人区民に対する通訳・相談業務および区内文書の翻訳を行う。
また、外国人区民の生活に密着した区内公共施設の見学会を実施し、行政サービスへの理解と施設利用の促進を図る。
「文化的環境づくりの推進」
中央区まるごとミュージアム33,220千円
中央区というまち全体が、名所・旧跡、画廊・美術館、水辺など数々の魅力にあふれるミュージアムであることから、区内を回遊できるバスや船を用意し、民間の文化事業を含む区内のさまざまな文化的な魅力を区民等に体験してもらうためのイベントを中央区文化・国際交流振興協会との共催で実施する。
* 開催予定日 平成22年10月31日(日)
文化振興プロデュースチーム1,329千円
中央区文化振興プランの提言のもとで区民や民間事業者等の自主的な文化活動の推進・拡大を図るため、中央区文化・国際交流振興協会に文化の専門家からなるプロデュースチームを設置し、具体的な文化事業の企画・立案、文化ボランテ
ィアの育成等を行っていく。
新規 文化事業助成制度の運営500千円
本区にふさわしい文化の創造や区民および民間事業者等による文化活動の活性化を図るため、文化振興基金を活用した文化事業助成制度を創設する。
平成22年度は、平成23年度に実施される文化事業を対象に選考を行う。
(助成金の交付は平成23年度に行う。)
図書館地域資料のデジタル化11,522千円
区立図書館で所蔵する地域資料(中央区を主題としているもので、劣化が激しく保存が必要であり、かつ、著作権が消滅しているもの)のデジタル化を平成20年度から3カ年で実施している。
また、作成したデジタル資料の公開を、ホームページ上で平成21年1月から行っている。
郷土天文館「タイムドーム明石」収蔵品のデータベース構築63,000千円
郷土天文館が所蔵する歴史・民俗および考古資料の管理と活用の拡大を図るため、資料に関する調査・整理およびデータベースの構築を平成20年度から3カ年で実施している。
平成22年度は、平成21年度に引き続き考古資料の調査・整理を行うとともに、平成23年度のホームページ公開に向けたデータベース構築を行う。
新規 国民読書年および京橋図書館100周年記念事業813千円
平成22年が国の定めた「国民読書年」であるとともに、京橋図書館開設100周年にあたることから、講演会や展示会などの記念事業を行う。
「観光振興への取り組み」
中央区観光検定10,017千円
本区の魅力を区内外の方々に再認識してもらうとともに、観光事業の拡大を図るため、区内の観光スポットや歴史、文化等を題材にして実施する。
合格者への特典として、合格証とオリジナルポストカード、中央区の古地図を贈呈するとともに、得点上位者を観光協会特派員(観光協会ホームページおよび中央FMラジオの専用コーナーで観光情報の発信等)として1年間登録する。
* 実施予定 平成23年2月
* 受 検 料 3,150円
* 合格者数 300人程度
観光写真コンクールの展開等1,217千円
観光写真コンクールを実施し、入賞作品等を活用したポストカードを作成し販売するとともに、本区にちなんだ錦絵を題材としたオリジナル切手を販売する。
新規 朝潮運河小型船発着施設の運営《再掲36頁》12,476千円
平成22年4月から、東京都港湾局が管理する朝潮運河小型船発着施設の管理運営を区が引き継ぐことにより、朝潮運河周辺における水辺を生かした地域のにぎわ
いづくり施設として運営するとともに、災害発生時にも活用する。
充実 船着場の整備《再掲36頁》194,310千円
静穏な水域や運河沿いのオープンスペースを生かした船着場を地域との協働により整備・活用することにより、快適でうるおいのある水辺のにぎわい空間を整備する。
なお、平成22年度は、平成23年4月の日本橋架橋100周年にあわせて、日本橋際にある滝の広場周辺に防災船着場を整備する。
* 整備箇所 日本橋1丁目9番先(日本橋川)
「区内産業の活性化とまちのにぎわいの創出」
観光商業まつり38,007千円
歴史と伝統を誇る本区商業を広く内外に宣伝紹介するとともに、顧客サービス
と商業意欲の向上を図り、あわせて観光客の誘致を促進するため、商店会、百貨
店、業種別団体等と協力して実施する。
* 開催予定 平成22年10月
産業文化展52,770千円
本区における産業活動について、その歴史的な歩み、未来への展望などを広く
紹介する。
* 開 催 予 定 日 平成22年10月31日(日)~11月3日(祝)
* 開催予定会場 晴海アイランド トリトンスクエア
アンテナショップ・スタンプラリー1,793千円
新たなまちのにぎわいを創出するため、区内アンテナショップを巡るスタンプラリーを実施する。
充実 にぎわいのある道路の整備209,951千円
区民や街行く人々が憩いと安らぎを感じ、本区にふさわしいにぎわいを創出するため、道路の整備を行い、上質な歩行空間の形成を図る。
* 銀座1丁目9番先~銀座3丁目6番先(道路のカラー化,デザイン灯)
* 銀座7丁目10番先~銀座8丁目9番先(道路のカラー化,デザイン灯)
* 日本橋馬喰町1丁目12番先~日本橋横山町10番先外(道路のカラー化)
「商店街・中小企業への応援による商工業のまちの活性化」
充実商工業融資《再掲16・23・31・36・40頁》2,618,317千円
区内中小企業の経営の合理化や設備の近代化の促進を図るため、金融機関を通じて融資を行う。
平成22年度は、緊急景気対策として特別資金融資を実施するとともに、東京都が実施する緊急融資に係る信用保証料の補助を行う。あわせて、金融経済相談員を1名増員し、相談・融資あっせん事業の充実を図る。
また、町会・自治会等に加入している事業所、高齢者雇用の促進に貢献している事業所、ワーク・ライフ・バランス認定企業等に対して優遇利率を適用する。
* 緊急景気対策特別資金融資の概要
・ 実 施 期 間 平成22年4月~9月
・ 融 資 限 度 額 1,000万円
・ 資 金 使 途 運転資金,設備資金
・ 利用者負担利率 年0.1%
・ 信 用 保 証 料 全額補助
共通買物券の発行586,463千円
消費者の購買意欲を刺激し、地域経済の活性化のため、共通買物券を発行する。
* 発行予定 平成22年6月
* 発行総額 5億5,000万円
* 購入限度額 1人につき10万円
商店街の集客力向上支援3,000千円
「商店街ビジョン」を作成し、その実現に向けた取組を着実に実行するなど、地域の活性化のために積極的に取り組む商店会が行う集客力向上事業に対して支援を行う。
産業支援施設(仮称)の整備および管理運営139,193千円
日本橋問屋街中心部における慢性的な駐車場不足を解消するため、現在の区営横山町臨時駐車場を新たにタワー型駐車場として整備する。
また、敷地内に荷物預かりスペースや待合いスペースを確保するなど利便性の向上を図り、日本橋問屋街地区の産業支援に資する。
* 所 在 地 日本橋横山町6番
* 敷地面積 370.14㎡
* 構造規模 エレベーター方式タワー型(高さ約20.3m,収容台数32台)
* 開設予定 平成22年9月
日本橋問屋街活性化事業支援5,030千円
日本橋問屋街地区のさらなる再生と活性化のため、日本橋問屋街活性化委員会が行う活性化事業に対し助成を行う。
* 問屋街からの情報発信
・ 海外バイヤーへの積極的広報
・ 新聞・問屋街マップの作成,ホームページの改善
* 文化服装学院との取組
・ スタイリスト科による「問屋街街角ディスプレイ」
・ インターンシップの継続
充実 特色ある地域商店街づくり16,394千円
地域環境に適合した個性と魅力を持つ商店街づくりを促進するため、商店会が自ら行う施設整備事業や販売促進事業等に対し助成を行う。
「雇用の促進と就労支援」
若年者合同就職面接会600千円
区内を中心とする中小企業の雇用促進を図るため、ハローワーク飯田橋の協力により、若年者(おおむね35歳以下)を対象に合同就職面接会を開催する。
* 開 催 予 定 平成22年12月
職業相談・就職ミニ面接会662千円
ハローワーク飯田橋の協力により、区内において職業相談が行えるようにするとともに、就職ミニ面接会を開催し、区民等の就労支援と雇用の安定化を図る。
* 開催日時 毎月第2・3火曜日 午後1時~4時(延長は午後5時まで)
* 会 場 シルバー人材センター会議室および準備室(京華スクエア2階)
雇用促進奨励金10,700千円
国の緊急雇用対策として実施されている「若年者等正規雇用安定化特別奨励金」および「派遣労働者雇用安定化特別奨励金」にあわせ、区独自の奨励金制度を実施し、本区の若年者等の雇用安定の促進と中小企業支援の一層の強化を図る。
* 若年者正規雇用促進奨励金
・ 支給対象 原則として区内に事業所を有し、区民である年長フリーター
(25歳以上40歳未満)を正規雇用した中小企業の事業主
・ 支給金額 雇用後6カ月、1年6カ月、2年6カ月経過後の3回に分けて総額
50万円
* 派遣労働者雇用安定促進奨励金
・ 支給対象 原則として区内に事業所を有し、区民である派遣労働者を無
期または有期(更新ありの場合に限る)で直接雇い入れた中小
企業の事業主
・ 支給金額 雇用後6カ月、1年6カ月、2年6カ月経過後の3回に分けて、無
期の場合は総額50万円、有期の場合は総額25万円
「都心らしいイベントの開催による活力とふれあいのまちづくりの推進」
東京湾大華火祭246,704千円
区民にうるおいとやすらぎの場を提供することにより、ふるさと意識を高める
とともに、観光商業の発展に資する。
* 開催予定日 平成22年8月14日(土)
* 会 場 晴海埠頭, 晴海運動場ほか
* 規 模 花火打上数 約12,000発
大江戸まつり盆おどり大会40,062千円
区民のふるさと意識の高揚と地域の活性化を図るため、江戸のまちにゆかりの深い盆踊りを中心に実施する。
* 開催予定日 平成22年8月27日(金)・28日(土)
* 会 場 浜町公園
雪まつり10,987千円
自然の雪と接する機会の少ない区民が積極的に参加できる冬のイベントとして本区の友好都市である山形県東根市から雪の提供を受け実施する。
* 開催予定 平成23年2月
* 会 場 あかつき公園
以上、(4)へ続く