いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

クリナムパウエリーと高砂百合

2016-09-04 20:03:06 | 

明日の夕方か夜遅くになってか台風12号が、azami 地方に最接近する予報になっています。

大風や大雨にならなければ良いのですが・・・ちょっと心配しています。

今朝は台風の影響かな?少し風が強めでしたが、午後から風が止んで蒸し暑いなぁ~って感じです。

昨日は姪っ子が半日だけ仕事だったので、himeちゃんちに子守りに行って夕方まで一緒に過ごして、

夜はhime 妹ちゃんのお誕生日祝いを、お馴染みのベーカリーレストランで、美味しいディナーを頂いてきました。

そのお話しは、又、後日にでも。



今年は比較的綺麗に花を付けたクリナムパウエリー 。

ヒガンバナ科の花で花の色は白、ピンク、濃紅色があります。



冬の越し方とか、春先の気温の関係か、その年に寄って、

葉っぱが傷んでしまったりすることもあるのですが、

今年は特に囲いも何もしないままだったのに、思ったより綺麗に咲きました。

自然は私なんぞの浅知恵が及ばないってことみたいです。





写真を撮っていたら、花の奥深くに入り込んでいる昆虫発見。

中に入った方が蜜を吸いやすいんでしょうかね?

何度も出たり入ったり・・・そこまでする!?と、ちょっと可愛くて笑える仕草でした。


さて、クリナムパウエリーは、ユリっぽい感じもありますけど

上でも書いたようにヒガンバナ科の花なんですが、

ユリと言えば、大輪の豪華で美しいカサブランカを始め、沢山の園芸品種が知られていますよね。



そんな中で、斜面や空き地などいろんな場所で見かけるテッポウユリによく似た、

台湾の固有種で、日本に園芸用に移入され帰化植物となっている高砂百合。

いつの頃からか、我が家にも陣地を確保した模様で、



庭先のあちこちで勝手に芽を出して、白い綺麗な花を咲かせています。

白い花の基部あたりに薄い紫色の筋がある所が、一目で分かるテッポウユリとの違いです。

ただ、テッポウユリとの交雑種や変異も多いそうで、花が真っ白で見分けにくものも多いのだとか。



新しく道路工事などをした後の斜面とかで群生しているのをよく見かけるのですが、

高砂百合は凄い数の種が出来て、風に乗って辿り着いた場所が好都合の条件だと群生するらしいのです。

ただ、このユリは連作障害が起きやすくて、数年で姿を消してしまい、

風に吹かれて飛んで行った新天地で、又、群生したりするのだとか。



高砂百合は侵入生物とされているのですが、

元々を言えばは園芸用に入れていながら・・・今更って気もしますが・・・

そのとこを知っていても、花の美しさから抜いて捨てる人って少ないみたいですね~。



勿論、我が家でも綺麗な花なので抜き去るなんて・・・とても出来ませんよ。

いずれは花の特性上、連作障害によって数年で自然消滅するんですもん。

それに、あっちでもこっちでもで大発生している風もないようですしね。


オマケ写真



終わった花がらを摘むと、次から次に新しい花が咲いて、

まだまだ、見頃が続いているサフィニア。 優秀な良い子です。




コメント (6)
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