九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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置賜地区高校陸上大会反省(最終)

2018年05月07日 19時49分22秒 | 大会関連(投稿者・コーチ)
地区大会が終了して今日は休養日です。最終学年である3年生の成績と向上が1番気になりました。男子の向上1番手は、100m・200m優勝の我妻燎です。中学で陸上はしていても中3時の県30傑ランキング外。100mのスタート時は12秒後半、今回5位に入った矢萩省伍も同じ、当時、地区内で100m200mでランキング入りしていたのは10位以内を含めて5名いましたが、九里陸上には一人もいませんでした。「ビリ哲学」で勝たせるしかないと覚悟しての3年目でした。今回の優勝した3000mSC・5000mの大野陽人もランキング外、投擲の当時、針金軍団と呼んでいた部員達もランキング外。槍投げ54mを越えた宮本峻佑(今のところ県トップ)最初は30m前後の力がなくトンボが止まるようなやりでした。砲丸・ハンマー投げ優勝の飯澤直人、円盤投げ優勝の猪野龍平も向上しました。県中学ランキング(6位)に入っていたのは、今回走り幅跳びと三段跳び優勝の安部颯斗です。全国大会出場を目指します。競歩の横山麟茶郎と安部康太は一般生での入学。横山は東北トップの力です。
女子は茨木凛・酒井観月・武田花音・山口朱音・長沼明音・近野桃花・高梨早紀・全て県中学ランキング上位や下位に名前のある選手達です。なぜか女子に人気のある九里陸上です。東北大会やイターハイで勝負したいと思います。地区大会で向上の少なかった3年生の山木拳斗、佐藤龍、と女子の酒井観月はこれからです。県大会勝負、楽しみです。地区大会投擲3冠王の二宮翔香、競歩県1位の鈴木繭、400Hで転倒した石川麗美、努力の萩原大輔、全て陸上経験はないに等しい選手達です。3年生部員頑張ろう。県大会まで2週間、勝ちに行きたいと思います。
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置賜地区高校陸上大会(反省其の一)

2018年05月07日 08時31分07秒 | 大会関連(投稿者・コーチ)
競技会としては気象状況に恵まれなかった今大会でした。インターハイに向けての最初の関門である地区大会です。全員県大会出場を目標に取り組んで来ましたが達成されたことが1番嬉しいことです。男子地区大会総合17連勝、女子総合は47連勝です。初優勝した時の部員達は60歳を越えました。そんなに長く感じないのは私と監督だけかも知れません。来年3月には金婚式を迎える私達ですが、指導について毎年進化している事は自分でも感じるところです。原田先生が来て10年、そろそろ引退しょうとしたときに彼は転職、頭が真白になるほどのショックでした。幸い教え子の鈴木豊先生が今年から来てくれてその最初の地区大会。昨年よりも私の動きは活発になりました。最低5年で鈴木先生に「ビリ哲学」を伝えなければならない。その焦りもありましたが、彼の熱心さは今後に光を差すような気持ちにさせられています。選手としての能力を引き出すのは中学から高校まで、少しだけ中学で遅れていても取り戻せるのが高校。最初から優秀選手を集めている学校よりも指導のしがいがあり、喜びも大きいのは経験者でないと分からない事です。42年連続インターハイ出場に向けての第一関門は終わりました。さあ次は県大会です。「慌てず・焦らず・諦めず」慎重に仕上がり70パーセントに持って行きたいと思います。
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