京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 夏の忘れもの

2011年08月26日 | 日々の暮らしの中で
                 

9月2日、養老孟司氏の基調講演に続き、パネルディスカッションという構成で
京都新聞『「日本人の忘れ物」記念フォーラムin京都』が開催される。

戦後日本人は物の豊かさと引き換えに大切なものをわすれてきたのではないか。日本人が忘れつつある価値観が今も行き続ける京都から温故知心の知恵を発信する。こうした趣旨での、キャンペーンの一環となるようだ。

案内を見て応募したが、どこまでくじ運がないのか、半年もたたないで二度目の抽選漏れである。またまた似たような文面で「この度は… 厳粛な抽選の結果、・・・ご参加いただけない結果となりました。あしからず…」と、葉書きが一枚。あ~あ、かなあ。

「日本人の忘れ物」はともかくとして、まさにこの夏の忘れ物をしているかの思いがある。Jessieから引き継いだおじぎそうだ。歳時記によると「含羞草」と表記する。手で触れるとまるで肩をすくめるように葉を閉じ合わせペコリと茎を折るかわいさ。

    
      
       おじぎ草眠らせてゐて睡うなりぬ    大石 悦子

昼間は明るい場所へ、夕方には奥にいれてと見つめ続け、未だ花が咲く気配すらない。丈は伸びたが、一年草で花が咲かねばタネもとれず。ホテイアオイもとうとう咲くことなくこの夏を終えそうだ。
あ~何もかも、いったいどうなっているのやら。
コメント (4)
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