「じっとしてると冷えるから暖かくしていこう」。帽子にマフラー、手袋、それにカイロもしのばせたJessie。準備完了、二人で「皇后杯 第33回全国女子駅伝」を沿道に応援に出た。烏丸丸太町を北へ、往路3区(復路8区)で中学生選手に声援を送ることにしていた。
Jessieより5、6歳大きいランナーを目の前にして、走ることが好きだというJessieはどんなことを感じたのだろう。今夜、日記に思いを書き綴っていたが、気持ちを表現するにぴったりな言葉が出てこないようだった。続きは明日に回すことになる。
苦しい練習を積み重ねて掴んだ晴れ舞台。チームのためにたすきをつなぐ。華奢な身体で精一杯の力を出し切ろうとひた走る姿はとても尊いものに映り、心を打たれるものがある。「がんばれー、がんばれー」、Jessieも身を乗り出すようにして声を掛け、拍手して見送った。
27日にオーストラリアに帰国することが決まった。あちらでは新学年が始まり、4年生に進級する。4月に行われるクロスカントリー大会では6位までに入賞するとブリスベン代表選手への道が開けるのだとか。地区予選を経てのことだが、クイーンズランド州大会、そして全国大会とつづくのだそうな。
いつも2位か3位、ここからの脱却!? 夢は大きく! ひとつひとつの積み重ねの結果でしかないのだが、帰り際には護王神社でお参りをした。大会での好成績を祈願したらしい。
自らもクロスカントリーに意欲を見せるJessieちゃんにとって、大きく血が騒ぐ体験だったことでしょう。
寒い中を、モデルさん並みの可愛さで大声上げて応援する様子は、さぞかし人目を引いたことでしょう。
また一つ大きな体験をされてよかったと思っています。
「たすきをつなぐ」ことの意味をまだも少し理解しきれていません、ような…、なのですが、
沿道で声援を送り、中継車に向かってポーズしてみたりと、一緒に楽しみました。
目の前を通過する選手の表情がよく見えるのが印象的だったようです。
クロスカントリー、父親は朝マックで入賞祈願とか。
でも、トンカツの方がいいのではと思うのですが~。