Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

シチリア島の旅 5

2007-08-18 13:27:48 | ヨーロッパ
8月5日 タオルミーナ

朝、シチリアで初めての雨。
なのでメインストリートの端にあるパラッツォ・コルバイヤへ。いかにも中世的な建物の内部は伝統芸術博物館になっている。
 
素朴な展示品の並ぶ中、面白いものを見つけた。
 猫に襲われる女!
 強盗に襲われる修道女!
説明がないので良く分からないが(あってもイタリア語ではわからん)、想像するにこれは事件の犠牲者のために教会に奉納されたものではないだろうか。で教会に来た人はタブロイド新聞を読むようにこれを見て噂する。人の好奇心なんていつの時代でも一緒。

天気が回復してきたので同じ敷地内のインフォメーションで地図をもらって町歩きに出発。観光地だけあって案内は充実していて、分かりやすいお散歩マップや日本語の地図もある。

まずは町外れの古代劇場。
 紀元前3世紀に作られた劇場は新しい出し物のための設営中。
 観客席のてっぺんからはタオルミーナの町とその向こうにそびえるエトナ火山が一望できる。

劇場から海の方を見下ろせばイソラ・ベッラがきれいに見える。

早速もらった地図を頼りに島まで歩く。崖の上にあるタオルミーナから下の海岸までは階段の道がいくつもつけられていて、意外に早く下まで降りられるのだ。
 
狭くて石ころだらけの海岸は海水浴客でいっぱい。イソラ・ベッラの島は個人の所有なので立ち入りはできない。
海岸でアランチーニ(お米のコロッケ)のお昼を食べて、ケーブルカーで町まで一直線。

町での戦利品。
 この平べったい桃は中国でよく見るが、イタリアにもあるとは知らなかったので見つけたときは嬉しかった。値段も安くてなお嬉しい。桃本来の味が濃くておいしい!
 お土産は食べ物ばかり。
手前の線香花火みたいなパスタとドライトマトが特においしかった。

午後はリゾートらしくプールサイドでゴロゴロ、少数のイタリア美女とたくさんの元美女たちを鑑賞。

夕食は昨晩で懲りたので、メインストリートを外れたところで探してみた。
 
小さなレストランのテラスはアットホームな感じで、お料理も家庭料理風。今夜は成功。
この旅では毎晩暗い戸外での食事だったので、料理の写真がまったくない。ブログをはじめた今だったら間違いなく撮っているのだが、それもいかがなものか。

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コメント (4)
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