8月6日 タオルミーナ
ゆっくり朝食を食べてからタオルミーナの後ろにそびえる山の上の町、カステルモーラをめざす。
お散歩マップを頼りにメインストリートから外れれば、すぐに山を登る階段が現れる。木立の間を抜ける道は景色も良くて楽しい。途中すれちがったのはイギリス人ばかり。イタリア人はどうもあまり歩かないらしい。
しばらく歩いてサラセン人の城に到着。
岩の上にそびえる立派な城壁の門まで登ったが、残念ながら中には入れない。
ここからは自動車道路を歩いてさらに上に見える町を目指す。山道は楽しいが、日陰のないアスファルトの道を歩くのは厳しい。
この辺りにある家は貸し別荘や民宿が多いらしい。ヨーロッパ人はこんなところに1ヶ月ぐらい滞在してバカンスを過ごすのだろう。うらやましい。
暑さにばてながらなんとかカステルモーラに到着。
狭い石畳の両側にぎっしり石造りの家が立ち並ぶ中世風の町並み。カフェのテラスからは今日もエトナ山が良く見える。
町の一番高いところには名前の通り城砦の跡があり、何も残っていないがサラセン人の城もタオルミーナも眼下に見えて気持ちいい。
帰りは来た時とは反対側からまた山の中の道を通ってタオルミーナへ。半日のハイキングはいい運動になった。
午後はまたプールサイドでぶらぶらして、シチリア最後の夕食へ。
ラストは外さないようにと、フィガロで紹介していたちょっと高級な店へ行ってみた。
Ristorante Casa Grugno - Taormina. Official web site
ちょっと早めに行ったので中庭のいいテーブルを確保。雰囲気の良い店なのでフラッシュを焚くことが憚られ写真を撮らなかったが、ここは本当にお料理もおいしく、サービスも良くて大満足だった。
おもしろかったのは各テーブルに載っていたオリーブオイル。こだわりのセレクションらしく、わざわざ説明してくれたが、これがテープルごとにそれぞれ違うのだ。
また友人がグラスワインを頼んだのだが、なみなみと注がれた一杯がなくなるとソムリエが何も言わなくても継ぎ足してくれて、全部で3,4杯飲んだのではないだろうか。でもお会計の伝票を見るとグラスワイン1。こちらのシステムなのかもしれないが太っ腹だ。
最後にいいレストランに当たってよかった!
8月7日
朝、NYに帰る友人を見送ったがこちらはまだ半日ある。
そこでまだ歩いていなかったお散歩ルートをたどって、崖下の鉄道駅まで行ってみる。
道はずっと階段になっているが、直射日光を浴びて暑い!
へろへろになりながらたどりついた小さな駅はどことなくオリエントの香りがする。
中に入ってもっとびっくり、扉や天井の装飾が凝っている。一日に何本も列車が通りそうにない駅だが、昔の栄光のなごりだろうか。
降りてきた道はまた登らないといけない。さらにへろへろになって階段の途中でへばっていると、「ハロー」といいながら脇を駆け下りていくおっさんがいる。おっさん、いい加減にしないと死ぬぞ。
最後においしいパスタで食べおさめをして、カターニアからローマ経由で成田へ。
楽しいバカンスだったが、次にシチリアに行くならパレルモにもっと長く滞在して、もっと小さな海辺の村にでも泊まりたい。
こうして改めて写真を眺めても、どうも被写体に対する愛が足りない。タオルミーナはどうも趣味に合わなかったようだ。
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ゆっくり朝食を食べてからタオルミーナの後ろにそびえる山の上の町、カステルモーラをめざす。
お散歩マップを頼りにメインストリートから外れれば、すぐに山を登る階段が現れる。木立の間を抜ける道は景色も良くて楽しい。途中すれちがったのはイギリス人ばかり。イタリア人はどうもあまり歩かないらしい。
しばらく歩いてサラセン人の城に到着。
岩の上にそびえる立派な城壁の門まで登ったが、残念ながら中には入れない。
ここからは自動車道路を歩いてさらに上に見える町を目指す。山道は楽しいが、日陰のないアスファルトの道を歩くのは厳しい。
この辺りにある家は貸し別荘や民宿が多いらしい。ヨーロッパ人はこんなところに1ヶ月ぐらい滞在してバカンスを過ごすのだろう。うらやましい。
暑さにばてながらなんとかカステルモーラに到着。
狭い石畳の両側にぎっしり石造りの家が立ち並ぶ中世風の町並み。カフェのテラスからは今日もエトナ山が良く見える。
町の一番高いところには名前の通り城砦の跡があり、何も残っていないがサラセン人の城もタオルミーナも眼下に見えて気持ちいい。
帰りは来た時とは反対側からまた山の中の道を通ってタオルミーナへ。半日のハイキングはいい運動になった。
午後はまたプールサイドでぶらぶらして、シチリア最後の夕食へ。
ラストは外さないようにと、フィガロで紹介していたちょっと高級な店へ行ってみた。
Ristorante Casa Grugno - Taormina. Official web site
ちょっと早めに行ったので中庭のいいテーブルを確保。雰囲気の良い店なのでフラッシュを焚くことが憚られ写真を撮らなかったが、ここは本当にお料理もおいしく、サービスも良くて大満足だった。
おもしろかったのは各テーブルに載っていたオリーブオイル。こだわりのセレクションらしく、わざわざ説明してくれたが、これがテープルごとにそれぞれ違うのだ。
また友人がグラスワインを頼んだのだが、なみなみと注がれた一杯がなくなるとソムリエが何も言わなくても継ぎ足してくれて、全部で3,4杯飲んだのではないだろうか。でもお会計の伝票を見るとグラスワイン1。こちらのシステムなのかもしれないが太っ腹だ。
最後にいいレストランに当たってよかった!
8月7日
朝、NYに帰る友人を見送ったがこちらはまだ半日ある。
そこでまだ歩いていなかったお散歩ルートをたどって、崖下の鉄道駅まで行ってみる。
道はずっと階段になっているが、直射日光を浴びて暑い!
へろへろになりながらたどりついた小さな駅はどことなくオリエントの香りがする。
中に入ってもっとびっくり、扉や天井の装飾が凝っている。一日に何本も列車が通りそうにない駅だが、昔の栄光のなごりだろうか。
降りてきた道はまた登らないといけない。さらにへろへろになって階段の途中でへばっていると、「ハロー」といいながら脇を駆け下りていくおっさんがいる。おっさん、いい加減にしないと死ぬぞ。
最後においしいパスタで食べおさめをして、カターニアからローマ経由で成田へ。
楽しいバカンスだったが、次にシチリアに行くならパレルモにもっと長く滞在して、もっと小さな海辺の村にでも泊まりたい。
こうして改めて写真を眺めても、どうも被写体に対する愛が足りない。タオルミーナはどうも趣味に合わなかったようだ。
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