3月28日
今日は一日、太魯閣峡谷ツアー。
早朝6時にホテルのロビーでピックアップされ、まずは国内線の松山空港へ。
外は閑散としているが中に入ると意外や団体さんでいっぱい。九州と同じぐらいの大きさの島なのに朝から国内線がバンバン飛んでいてびっくり。
太魯閣観光の拠点、花蓮へはこのプロペラ機で40分。
到着した花蓮空港が立派でまたまたびっくり。
ここで本日のツアーメンバーが全員集合。我々の他に日本人がもう1名、中国系アメリカ人家族とボーイフレンド、アメリカ人カップルとオーストラリア人老夫婦の混成チーム。ガイドは地元出身の元ツアコンという元気なおばちゃん、年配の温厚そうなドライバーは日本語が達者だ。
ミニバスに乗り込んですぐに太魯閣峡谷へ向かう。台北はどんより曇っていたが、こちらは陽もさしていい感じだ。
峡谷の入り口にある東西横貫公路ゲート。ここから島の真ん中の山を突っ切って西海岸の台中まで行けるわけだが、この道の始まりは日本統治時代、山中の抗日ゲリラを討伐するために日本軍が作ったものとか。
ちょうど今夜のNHKスペシャルが日本の台湾統治を取り上げていた。欧米に早く追いつこうと背伸びして台湾でむちゃをした日本。お気楽旅行で遊びに来ていてもこういう過去がチョコチョコ目に入る。台湾の方々はうらみつらみをほとんどおっしゃらないので余計心が痛む。
ゲートの脇を通り、伊亜峡谷というところでバスを降りてちょっとお散歩。
ここはハイキング道がよく整備されていて奥まで往復すると2時間ほどかかるとか。他にもトレッキング・ルートはたくさんあるようで、確かにこの緑の中はもっともっと歩きたい。
川にかかる橋の欄干にはここの大理石で作られた獅子が並ぶ。
逆立ちしているのや、中には腹抱えて笑っているやつも。
長春祠は50年代の公路建設で命を落とした人たちを祀った小さな祠。
遠くに見えるがトンネルの中を歩いて意外にすぐに行き着く。
進むにしたがって崖は高くなり、燕子口には名前の通り燕が巣を作っている。
こんな道を手で作業したというのだからそりゃあ大変だったろう。
慈母橋を渡り、お茶休憩などしながらやっとお昼。
ツアー客はおそらく全員ここで食べるであろうグランド・フォルモサ・ホテルで可もなく不可もないセットメニュー。ガイドさんは毎日まったく同じものを食べているそうな。
午後はちょっとつり橋を渡るアトラクションなど入れつつ
太魯閣峡谷のハイライト、九曲洞へ
ここは崖下のトンネル道を歩くのが売りなのだが、つい2,3日前に落石が車を直撃したとかでガイドさんは戦々恐々。一刻も早くここの観光を終わらせたい様子。
左は鯉の滝登り(ってわかる?真ん中の岩の黒っぽいところが魚に見える)、右は天国へ登る道だそうで、「写真を撮って、さあ、早く行きましょう」
この岩をくりぬいた道は本当にすごいんだけど。
これで太魯閣峡谷の観光は終了。
花蓮の町に戻って連れて行かれたのは大理石工場。
台湾一大きいという工場をちらっと見て、その先はもちろんお土産屋さん。
こういうツアーでこういう所に寄るのは仕方がないが、しかし石しかないところで1時間も閉じ込められるのはつらい。
午前中の爽やかな気分がすっかり盛り下がった所でやっと表に出ると天気は崩れて雨。
港には花蓮名物マンボウの像があるが残念ながら実物は拝めず。身はチリなどと炒めて食べるそうだが、一番おいしいのは腸とか。
七星潭の海岸も天気が悪くて寒~い。
皆さん、バスからも降りたがらないので早々に退散。
帰りは花蓮の駅から
右の白い自強号に乗って台北まで2時間35分の列車の旅。
青々とした田んぼの景色もやがて日が暮れて、台北には19時15分に到着。
長いツアーの一日だった。
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今日は一日、太魯閣峡谷ツアー。
早朝6時にホテルのロビーでピックアップされ、まずは国内線の松山空港へ。
外は閑散としているが中に入ると意外や団体さんでいっぱい。九州と同じぐらいの大きさの島なのに朝から国内線がバンバン飛んでいてびっくり。
太魯閣観光の拠点、花蓮へはこのプロペラ機で40分。
到着した花蓮空港が立派でまたまたびっくり。
ここで本日のツアーメンバーが全員集合。我々の他に日本人がもう1名、中国系アメリカ人家族とボーイフレンド、アメリカ人カップルとオーストラリア人老夫婦の混成チーム。ガイドは地元出身の元ツアコンという元気なおばちゃん、年配の温厚そうなドライバーは日本語が達者だ。
ミニバスに乗り込んですぐに太魯閣峡谷へ向かう。台北はどんより曇っていたが、こちらは陽もさしていい感じだ。
峡谷の入り口にある東西横貫公路ゲート。ここから島の真ん中の山を突っ切って西海岸の台中まで行けるわけだが、この道の始まりは日本統治時代、山中の抗日ゲリラを討伐するために日本軍が作ったものとか。
ちょうど今夜のNHKスペシャルが日本の台湾統治を取り上げていた。欧米に早く追いつこうと背伸びして台湾でむちゃをした日本。お気楽旅行で遊びに来ていてもこういう過去がチョコチョコ目に入る。台湾の方々はうらみつらみをほとんどおっしゃらないので余計心が痛む。
ゲートの脇を通り、伊亜峡谷というところでバスを降りてちょっとお散歩。
ここはハイキング道がよく整備されていて奥まで往復すると2時間ほどかかるとか。他にもトレッキング・ルートはたくさんあるようで、確かにこの緑の中はもっともっと歩きたい。
川にかかる橋の欄干にはここの大理石で作られた獅子が並ぶ。
逆立ちしているのや、中には腹抱えて笑っているやつも。
長春祠は50年代の公路建設で命を落とした人たちを祀った小さな祠。
遠くに見えるがトンネルの中を歩いて意外にすぐに行き着く。
進むにしたがって崖は高くなり、燕子口には名前の通り燕が巣を作っている。
こんな道を手で作業したというのだからそりゃあ大変だったろう。
慈母橋を渡り、お茶休憩などしながらやっとお昼。
ツアー客はおそらく全員ここで食べるであろうグランド・フォルモサ・ホテルで可もなく不可もないセットメニュー。ガイドさんは毎日まったく同じものを食べているそうな。
午後はちょっとつり橋を渡るアトラクションなど入れつつ
太魯閣峡谷のハイライト、九曲洞へ
ここは崖下のトンネル道を歩くのが売りなのだが、つい2,3日前に落石が車を直撃したとかでガイドさんは戦々恐々。一刻も早くここの観光を終わらせたい様子。
左は鯉の滝登り(ってわかる?真ん中の岩の黒っぽいところが魚に見える)、右は天国へ登る道だそうで、「写真を撮って、さあ、早く行きましょう」
この岩をくりぬいた道は本当にすごいんだけど。
これで太魯閣峡谷の観光は終了。
花蓮の町に戻って連れて行かれたのは大理石工場。
台湾一大きいという工場をちらっと見て、その先はもちろんお土産屋さん。
こういうツアーでこういう所に寄るのは仕方がないが、しかし石しかないところで1時間も閉じ込められるのはつらい。
午前中の爽やかな気分がすっかり盛り下がった所でやっと表に出ると天気は崩れて雨。
港には花蓮名物マンボウの像があるが残念ながら実物は拝めず。身はチリなどと炒めて食べるそうだが、一番おいしいのは腸とか。
七星潭の海岸も天気が悪くて寒~い。
皆さん、バスからも降りたがらないので早々に退散。
帰りは花蓮の駅から
右の白い自強号に乗って台北まで2時間35分の列車の旅。
青々とした田んぼの景色もやがて日が暮れて、台北には19時15分に到着。
長いツアーの一日だった。
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