Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

大人の休日 in 台湾 3 西門町

2009-04-07 02:37:59 | 東アジア
3月28日 続き

太魯閣から帰った夜、夕飯は水餃子が食べたい気分。
南の香港ではそれほど見かけない餃子屋も台北ならいくらでもある。
どこで食べても大きな当たりはずれはないはずだが、せっかくなので西門町の有名店まで脚を伸ばすことにした。

台北には何度も来ているが、実は西門町に来るのは初めて。東京の渋谷や原宿のような若者の街と聞いていたのがその理由だが、駅から出るとなるほど若いもんがうじゃうじゃ。土曜の晩なので一層にぎやかなのだろう。

歩行者天国の雑踏を歩いて目当ての店はすぐ見つかった。
 
50年の歴史と言う 北平一條龍餃子館。若者の町らしからぬ地味な店内に客層もかなり上め。

席に着いたとたんに迫力あるおばちゃんが小菜をいろいろ盛った盆を持ってやってくる。台湾の食堂の小菜、おいしいんだよね~。
 特に手前のキャベツの甘酢漬け、さっぱりしてうまい~。

おばちゃんは焼き餃子をさかんに薦めるけど、今日は絶対豚肉の水餃子!もう一つ、エビとニラの蒸し餃子も頼んでみよう。
で待つことしばし、現れたのがこちら
 
水餃子はムチムチの皮の中にジューシーなお肉がたっぷり、蒸し餃子の方にはエビがどーんと入っている。そうそう、こういうのが食べたかったんだよ。

大満足して店を出ると、隣の店は大行列。ここも有名な麺線の店だが、さすがに今日はもう入らない。あんかけ風の細い麺を立ち食いする皆さんを横目に見ながら、ちょっと先に気になる建物があるので寄ってみる。

 
西門紅楼は1908年、日本統治時代に市場として建てられ、戦後は映画館になっていた建物。その後さびれていたものが最近リノベーションされたのだそうだ。中に入ると八角形の建物の真ん中のスペースでちょうど建物の歴史をパネル展示中。周りにはカフェやしゃれた雑貨の店があり、レトロな看板のディスプレーもおしゃれ。
さらに建物の奥に入ると小さな店が並ぶ一角。
 ここは若いデザイナー、アーティストたちが作品を売るためのスペースだそうで、なるほど一軒一軒ポップなものからおしゃれなものまで個性的なものを並べていておもしろい。

中で一軒、アフリカの布をおしゃれに使った服を売る店を発見。
YOUNGA洋暑ャ +非洲花布設計潤ー?色公平交易+
セール中だと言うので思わず2枚も買ってしまった。

ここから道を渡って、今日の締めは杏仁デザートの店 干記杏仁豆腐
 若いお兄ちゃん達ばかりのファーストフード店のような作りだが、メニューはすべて杏仁デザート。
 自分は豆を4種類入れた杏仁汁にしてしまいこれもおいしかったが、ここは友人の選んだ杏仁豆腐が正解。葛のようにプニプニした食感がなんともいえない。

西門町はまだまだ探検の余地がありそうだ。


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コメント (4)
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