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Luntaの小さい旅、大きい旅

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鳴子で湯治 11 「旅館大沼」の食事

2012-04-06 17:32:39 | 国内旅行
今回5連泊もさせていただいた東鳴子の「旅館大沼」。

こちらでは旅館部の方では部屋食もあるようだが、湯治部の一人泊では食事処のテーブル席での食事となる。

 この旅館は一人旅の人も多くて、金曜の晩など一人客が7人、そのうち男性は一人だけと女性には実に居心地がいい。

今回は5泊もするので、「一汁三菜プラン」をお願いしていた。

 するとテーブルにまずセットされているのはこの小さなすり鉢。
ここに黒ゴマ、白ゴマ、エゴマ、塩を入れてすりながら待っていると御料理が運ばれてくる。

初日の晩のお膳は
 ふろふき大根、おひたし、大きながんもの入ったお鍋に山菜天ぷらと、ベジタリアンメニュー。ご飯は小豆の入った発酵玄米で、これに先ほどのゴマをかけていただく。

一汁三菜、しかもベジタリアンでは物足りないかと心配もしたが、これだけの品数にご飯をしっかりいただけばお腹いっぱい。足りないどころではなかった。

そして翌朝も
  
野菜と豆腐だけれど十分な朝ごはん。ベジタリアンだからだろう、米グルトなる甘酒のできそこないのような飲み物がついてきたが、これはビミョー。他のテーブルに出ている普通のヨーグルトの方がいいなあ。

なんて思っていたら宿の方が菜食主義かどうかと確認してくださる。
別にベジタリアンではなく、適度な量の食事がしたいだけである旨を告げると
 
焼き魚と卵がお膳に登場した。朝食には普通のヨーグルトも無事にゲット。

3日目の食事は
 
お刺身とアナゴでちょっと高級なせいか、夕食が一皿少ない。朝食の蒸籠には大きな焼売が入っている。

4日目
  
鮎の塩焼きに鍋には豚肉まで入ってボリューム満点。朝食のだし巻き卵もふんわりとおいしい。

そして最終日は
  
おいしいポテトコロッケ。朝食の納豆までひと手間掛かっている。

5泊もしたのに同じ料理が出ることは一度もなく、毎食お漬物まで変えてくださったのには驚いた。
どの料理も家庭的な味付けであきることなく、旅館のHPには「スリム化を願う方にもぴったり」なんて書いてあるが、毎回しっかり完食してしまったのでダイエットどころではない。
ご飯の量がだんだん多くなったと思ったが、写真を並べてみるとやっぱり気のせいじゃなかった。

他のテーブルを横目で覗き見ると、プランと滞在日数によってみんな微妙に違う。
豪華な食事を売りにするところでは月替わりではあろうが毎日同じものを出すだろうに、このフレキシブルさはただごとではない。

旅館の方たちの心遣いも素晴らしくて、声をかけてくださるタイミング、ほっといてくれる度合いもちょうどいい。
やはり東京から来て一週間連泊されているおばさまはもう何回もいらしているそうだが、ここは絶対にまた来よう。

仙台でまたお友達とご飯を食べてから高速バスに乗る。

 バスの友はずんだ餡入り生クリームどら焼き。

でもそれより仙台駅の「東北応援物産展」で買った駅弁がおいしかった。
 
ウニとイクラが少しのったご飯の上に軽く〆た平目。これに添えられたねぎとポン酢をかけていただくとさっぱりしてうまい。
1200円もするけど、やっぱり八戸の駅弁はレベル高し。

さて、次はいつまた東北に行こうか。


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