Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

メンクイ三昧

2012-07-29 15:02:20 | 食べ歩き
先日、銀座に行く用があったので岩手の冷麺を食べ比べに「ぴょんぴょん舎」に行こうと思いついた。

ところがおしゃれなファッションビルに大型支店を出したために以前狭い路地の奥にこっそりあった小さな店は閉店してしまい、大型店の方では夜は冷麺だけというわけにはいかないらしい。

しかし連日のこの暑さ、どうしても冷たい麺が食べたい、と調べたら東銀座に山形の冷やしラーメンが食べられる店があるという。

それがこちら、
 「プルーカフェ」

外観はおしゃれなオープン・カフェ、中には洋酒の瓶なども並んで、お客さんはPCなど叩きながらコーヒーを飲んでいる。

しかしメニューにはちゃんと「山形水ラーメン」というのがあって、頼めば丼が出てくる。
 丼の真ん中には大きな氷が一片、その周りに並べられた具はチャーシューにメンマ、卵に大量のねぎ。
濃い色のスープはかつおだしが強く、太めの麺は冷やされているためか普通のラーメンよりももちもちとコシが強い。
レンゲがついてきたのでスープだけ飲んでみると、これは岩手の冷麺同様塩辛くて飲むものじゃないみたい。

ラーメンが冷たくなったもの、というよりもつけ麺のスープを冷やして麺を入れた感じだが、本場山形の冷やしラーメンもこんななのだろうか。
実は本場で食べたことはないので、これも行って食べて見なくては。


岩手の麺と言えば我が家のすぐ近くに最近そば屋ができた。

 
「iPS(あいぷす)」とは妙な名前だが、看板をよく見ると「Iwate Pure Soba」の頭文字(笑)だそうで、岩手産を使った十割そばを売りにしている。

と言っても店内はカウンター席主体の完全セルフサービス。券売機でチケットを買ってカウンターの奥のお姉さんに渡す。

お願いしたのは「あいぷすセット」560円。
 もりそばにサラダとヨーグルト付き。

この間来た時はそばちょこは陶器だったのに今回はすべて紙皿、紙コップなのがいささかわびしい。
しかし機械打ちという十割そばはコシがあってのどごしよく、そばつゆも甘くなくてかなりおいしい。
カウンターの上には蕎麦湯まで用意されているし、サラダもヨーグルトも量がたっぷり。
なによりもりそばだけなら290円というお値段がうれしい。

この店、どうも試験的な一号店のようで、それがなぜ武蔵小山の、しかもこんな場所への出店なのかが謎だが、気に入っているのでぜひがんばってほしい。


さらにお手軽な岩手の麺は先日の「道の駅 あねっこ」で買い求めたこちらの「トマト冷麺」。
 
 
袋に入ったスープを冷水で希釈して、40秒ゆでた麺を入れるだけ。
しかしスープも麺もトマトが入って真っ赤でインパクト大。
麺には唐辛子も入ってぴりからとあるが、辛さはほとんど感じない。
冷麺というよりは冷たいスープ入りのパスタのようだが、これはなかなかいける。


そしてさらにさらにお手軽な麺はベトナムのインスタント・フォー。
 ホーチミンのスーパーでいろいろ買ってみた。

なかでもおいしいという評判のこちらを開けてみると、なんと具やらスープやらオイルやら、4つも袋が入っている。
 
袋にはこれらをすべて丼に入れ、お湯を入れて蓋をして3分とあるが、先日の空港のラウンジの指示にあったようにお湯を入れてレンジで1分加熱し、野菜やチャーシューをトッピングしてみた。

結果、麺はかなりいい感じの仕上がり。フォーというのはもともとインスタント向きなのだろう。
ただしスープ類はMSGたっぷりのお味なので、これも空港ラウンジ同様、ただのお湯にヌクマムとライムを入れるだけの方がおいしいかもしれない。


顔のいい男がいなくても生きていけるが、おいしい麺がなければ生きている甲斐がない。


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コメント (6)
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