Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

またジャカルタ行きで「人生の特等席」

2013-02-22 13:51:58 | 機内食・映画・美術展
日本滞留57時間でまたジャカルタ行きの飛行機に乗る。

そんなことならずっとインドネシアにいればいいじゃないか、と思われるだろうが、諸事情によりせわしないスケジュールに。せいぜいマイルをためて、またどこかに遊びに行こう。

通常なら午前発のJLのジャカルタ行き、本日は機体繰りの関係で午後4時近くの出発になった。
B787の運休がこんなところにまで影響しているのだそうな。

ゆっくりの出発なのでラウンジで遅い昼ごはん。
 Soup Stock Tokyo の左はタラコ入りチャウダー、右は参鶏湯風スープ。
ラウンジで温かいスープは気が利いていると思う。

今回は謙虚にエコノミーなので、ご飯もこんな。
 津軽海鮮御飯だそうだが、親子丼の鶏肉がホタテになったようなもの。
飲み物はジンジャーエールを所望したらありませんと言われて憮然。ビジネスにはあるのに、変なの。

映画プログラムは前回と変わらないので見ていないものを拾う。

まずはクリント・イーストウッドの 「人生の特等席」
大体アメリカ映画で野球物は大外れがないのだが、これも傑作とはいかないが悪くない。
クリントは年をとって目も悪くなったスカウト、一応主役だが弁護士になった娘役のエイミー・アダムズの方が主役っぽい。
しかし声も出にくくなって激渋のクリントにはこれぐらいの役回りがちょうどいい。
若い頃の回想場面で「ダーティハリー」の一場面がちらっと映るのもツボだったりする。

アメリカの優等生と言う感じのエイミー・アダムズも役にピッタリ。野球にやたら詳しいのがなぜかとても似合う。
しょうもないおやじについ冷たく当たってしまうあたり、ちょっと身につまされたりもして。


気分よく1本見終わって、次もアメリカ映画 「Pitch Perfect」 を選択。
しかしこれは大外れ。
大学のアカペラ・クラブの話だと言うので見たのだが、コメディーとしてのギャグは汚らしいし、脇役たちのキャラ設定も中途半端。アジア系をバカにしている感じも気分が悪い。
主演のアナ・ケンドリックスはたれ目で口元がだらしなく魅力なし。
最後のコンクールの所ぐらいはアカペラで盛り上がるかと見てしまったのだが、アカペラの魅力もない。
まったく時間を無駄にしてしまった。


ジャカルタまでは遠いのでまだもう1本見られる。
お口直しに今度は韓国映画 「The Grand Heist」 と言うのを選んでみる。

こちらはイ・サンの時代を背景にした「オーシャンズ11」のような泥棒コメディー。
といっても悪い官僚をやっつけるために陥れられた側が仲間を集めて、というお話。
「イ・サン」をはじめ韓国時代劇は結構見ているので予習はばっちり。背景がよくわかって役に立った。

で、こちらの映画の方は脇役のキャラも立っているし、いささか泥臭いがちゃんとコメディーにもなっている。
なんといっても誰も殺したりしないのがいい。


 3本目の映画を見ている間に山崎の菓子パンが配られて、予定より30分早くジャカルタ到着。

夜の10時前に空港を出たら、前回は2時間以上かかったホテルまで30分で着いてしまった。


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コメント (2)
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