Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

野沢で湯治 5 山田屋旅館

2013-11-23 14:09:17 | 国内旅行
2日目の外湯巡りを早めに切り上げ、これからまた2泊お世話になる宿へ。

 今度の宿は 「山田屋旅館」

小奇麗にリニューアルされた正面からはとても小さな旅館だが、中に入って案内されるとかなり年季の入った建物は増築を重ねたらしく、階段を下りたり上がったり結構複雑。

 通された部屋は浴室の上にある角部屋。ポツンとほかの部屋とは離れた部屋で、でもおかげでとても静かだった。
古いが8畳に広縁がつき、そのため住吉屋さんの8畳より広く感じる。
浴室もついているがお風呂は使えないようになっており、トイレは和式なのが今時ちょっと厳しい。

昼間さんざん温泉に浸かったので、この宿では夜までネットでうだうだして、部屋に運ばれてきた夕食をいただく。
 
岩魚の塩焼きやゴマ豆腐、てんぷらなどは山の中の宿では定番で特筆すべき点もなし。
でも後から運ばれてきた酢〆のさんまと大きなナスのでんがくがおいしく、
  
具だくさんの鍋と野沢菜入りのご飯で今日もおなかいっぱい。

夜、寝る前にもう一風呂と浴室に行くと別のお客さんがいてちょっとびっくり。あまり静かなので他には誰もいないのかと思っていた。
  とてもせまい脱衣場に、浴槽も一人でちょうどいい大きさ。
麻釜から引かれているお湯は無色透明で湯花が少し漂い、硫黄の香りがする。
湯もみ棒でかき混ぜれば熱めながらしっかり入れる温度、特に朝はピリッと目が覚めてとてもいい。

朝食も部屋に運ばれてくるが
 塩煮芋とか野菜の味噌炒めとか、家庭料理っぽく手がかけられていて、これは夕食より満足度高し。
 2日目の朝食にはひき肉の入った大きなオムレツがついて、なんだかとても懐かしい感じ。

この宿の料理はご主人の担当のようだが、ネット接続のために電話で声を聴いただけ。
後は食事の配膳もお布団もお会計も、すべて女将さんがしてくださったが、旅館と言うよりも田舎の親せきの家にお世話になっているような気持になる。気楽にほったらかしてくれるところが連泊にはぴったり。

こちらは一人泊2食付き11000円、朝食のみだと6500円。
これでトイレが洋式で、お布団が重くなければ何の不満もないのだけれど。
 

お世話になりました。
 


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コメント (3)
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